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私たちは、「祈りの経営」の理念に基づき、社員とその家族の健康維持・増進に取り組み、生きがいのある健康で心も豊かな生活の実現を図るとともに、会社の健全な発展に努め、人に社会に喜びのタネをまき続けることを宣言しています。
その実現のために、以下の5つを重点取り組みテーマとして設定し、事業所(会社)、健康保険組合、労働組合(社員代表)による三位一体の体制で取り組んでいます。この宣言を通じて、PDCAサイクルで健康づくりを推進する『健康経営®』※に取り組み、社員一人ひとりの健康意識(ヘルスリテラシー)を高めていきます。
ダスキンでは、「ダスキン健康宣言」の考え方を実践し、社員の健康づくりと企業の業績や価値の向上につなげることを目指して、「健康づくり推進会議」を設置・運営しています。
同会議では、会社、健康保険組合、労働組合のメンバーにより、各種施策の検討や経営層に上申する案件などを討議し、定期的または適宜報告することにより、取締役会や人事審議会が健康・安全リスク管理の実態を把握・監視できる体制を整備しています。
社員の健康維持に向けて、健康診断の受診率及びストレスチェックの受検率、健康情報サイト「kencom」の登録率の目標を設定し、受診・受検・登録率の向上に向けた取り組みを推進しています。
目標 | 2021年度実績 | 2022年度実績 | 2023年度実績 | |
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定期健康診断受診率(%) | 100 | 100 | 100 | 100 |
ストレスチェック受検率(%) | 100 | 100 | 100 | 100 |
「kencom」登録率(%) | 50 | 47.6 | 48.5 | 48.4 |
毎年、定期健康診断の結果に基づき生活習慣病のリスクが高い社員とその家族(被扶養者)を対象に「生活習慣病予防プログラム」を実施。生活習慣の見直しによる健康リスク軽減を図っています。
また重症化予防として実施する「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」「心・脳血管疾患発症予防プログラム」の対象を40歳未満に拡大し、喫煙者を対象者とした「オンライン禁煙プログラム」も実施しています。
さらに、定期健康診断の健診結果を事業主と健康保険組合で情報共有し、クラウドシステムで一元管理できる「健康管理システム」を導入。重症化リスク検診項目(血圧・糖代謝・脂質代謝・腎機能・肝機能)の数値をもとに、緊急性が高い受診者を対象に、事業主と健康保険組合が連携し(コラボヘルス)医療機関への受診を勧奨しています。
40歳以上の3歳刻み73歳までの対象者に、早期発見・早期治療が有効ながん検診(胃・肺・大腸・婦人科)項目の他に、呼吸機能の検査など、より詳細な検査を追加した人間ドック学会の基本検査項目に準拠した節目健診(令和5年度より名称を改め「人間ドック健診」)を実施しています。
がん高リスク保持者で医療機関未受診者に対し、早期に医療機関を受診するよう、健康保険組合の保健師・看護師が指導し、病院の紹介なども行っています。定期健康診断でがん検診を受診できなかった方には、婦人科検診・大腸がん検診などの受診費用に補助金を支給し、がん検診の促進を行っています。
セルフケア意識を高めるための研修やストレスチェックの集団分析を用いた職場改善を実施しています。
また、産業医による面談も実施しており、さらなる整備も進めることでメンタルヘルス不調を抱える可能性がある社員の早期発見に努めています。
社員とその家族が健康で心豊かな生活が送れるよう、 ICT(情報通信技術)を利用して健康への意識を高める取り組みを行っています。
健康ポータルサイト「kencom」に登録することで、自分の健康データをスマホやPCで簡単に確認できるので、日常の健康管理に活用することができます。また、個人の健康状態をもとに一人ひとりに役立つ健康ニュースが配信されるなど、「楽しみながら健康に」なる工夫がなされています。
仲間と楽しみながら運動習慣が身に付く「みんなで歩活」も、「kencom」を活用したイベントです。事業所内などでチームを作り、チーム間で歩数を競うもので、年2回実施しています。
電話による24時間365日対応の「ダスキンこころとからだの健康相談」とあわせて、緊急時や困ったときの健康相談窓口を周知する取り組みを行っています。その取り組みに対して、厚生労働省が主催する第1回「上手な医療のかかり方アワード」においてダスキン健康保険組合が厚生労働省医政局長賞の保険者部門で優秀賞を受賞しました。
ダスキンでは、事業所の社員健康推移と、各種取り組みの成果を数値的に分析し、目標値の進捗状況やデータヘルス計画に基づく結果などを、健康白書として毎年度公表しています。
早期発見・早期治療の要ともなる定期健康診断は、労働安全衛生法に基づく法定内項目と、法定外項目を実施しています。事業所での巡回健診と、提携医療機関での施設健診があります。
また、ご家族(被扶養者)の方に対しても、ファミリー健診として巡回健診と提携医療機関での施設健診をご用意し、受診促進を実施しています。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 備考 | |
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一般定期健康診断 受診率(%) |
100.0 | 100.0 | 100.0 | 100.0 | 100.0 | 海外赴任、育児休業・傷病等による休業等により、期間を通してやむを得ず受診できなかった者を除く |
精密検査受診率(%) | 48.6 | 56.1 | 64.4 | 49.3 | 59.7 | 通知を受けた社員のうち、精密検査を受診した人の割合 |
適正体重維持者率(%) | 67.3 | 65.5 | 65.6 | 66.3 | 63.6 | BMI18.5~25.0 |
喫煙率(%) | 23.9 | 26.7 | 25.0 | 22.0 | 25.2 | |
運動習慣者比率(%) | 25.5 | 26.2 | 27.8 | 30.1 | 29.5 | 「1週間に2回、1回当たり30分以上の運動を実施」している人の割合 |
社員の健康維持・増進への取り組みとして、社外専門機関(株)インテージテクノスフィアによる事業所の社員の健康推移と、各種取り組みの成果を数値的にデータ分析し、目標値の進捗状況やデータヘルス計画に基づく結果の確認として、毎年「健康白書」を作成しています。その結果を基に今後取り組むべき課題についての報告と共有を図っています。
2023年度 | |
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労務勉強会 | 直営店の支店長、店長を対象にした労務勉強会を開講 |
健康セミナー | ミズノ(株)様の『ながら運動』を吉本興業のサバンナ八木さんを講師にした健康セミナー第2弾を実施 |
ポケットセラピスト | 肩こり・腰痛などの「セルフケア×健康情報」アプリ。一部の事業所においては、健康診断会場にてAI姿勢診断を実施 |
ダスキンは経済産業省ならびに日本健康会議が共同で運営する「健康経営優良法人認定制度」において、大規模法人部門で上位500法人となる「健康経営優良法人2024~ホワイト500~」に認定されました。
また、関係会社6社が大規模法人部門で認定され、中小規模法人部門では関係会社18社とダスキン健康保険組合が認定され、そのうち、株式会社ダスキン沖縄は「健康系優良法人2024~ブライト500~」に認定されました。
今後も関係会社も含めた事業所(会社)、健康保険組合、労働組合(従業員代表)による三位一体の体制で従業員とその家族の健康維持・増進に取り組み、生きがいのある心豊かな生活の実現により会社の健全な発展を図ることで、地域社会に貢献できる企業を目指します。
2023年度(2024) | |
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健康経営優良法人2024 【大規模法人部門】認定 |
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健康経営優良法人2024 【中小規模法人部門】認定 |
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