社員の安全・健康維持・増進

基本的な考え方

私たちは、「祈りの経営」の理念に基づき、社員とその家族の健康維持・増進に取り組み、生きがいのある健康で心も豊かな生活の実現を図るとともに、会社の健全な発展に努め、人に社会に喜びのタネをまき続けることを宣言しています。

その実現のために、以下の5つを重点取り組みテーマとして設定し、事業所(会社)、健康保険組合、労働組合(社員代表)による三位一体の体制で取り組んでいます。この宣言を通じて、PDCAサイクルで健康づくりを推進する『健康経営』に取り組み、社員一人ひとりの健康意識(ヘルスリテラシー)を高めていきます。

ダスキン健康宣言

5つの取り組みテーマ

  • 1.生活習慣病の重症化予防
  • 2.がん検診の受診促進
  • 3.メンタルヘルスへの取り組み
  • 4.健康意識(ヘルスリテラシー)の向上
  • 5.健康白書の公表
ダスキン健康宣言

推進体制

ダスキンでは、「ダスキン健康宣言」の考え方を実践し、社員の健康づくりと企業の業績や価値の向上につなげることを目指して、「健康づくり推進会議」を設置・運営しています。

同会議では、会社、健康保険組合、労働組合のメンバーにより、各種施策の検討や経営層に上申する案件などを討議し、定期的または適宜報告することにより、取締役会や人事審議会が健康・安全リスク管理の実態を把握・監視できる体制を整備しています。

健康づくり推進体制図
人事審議会※毎月2回開催
  • 議長:社長執行役員
  • 議員:役付執行役員・人事部を担当する執行役員
  • 事務局:人事部 ※議員以外の者も、審議会の要請で出席

生活習慣病の重症化予防

肥満/非肥満の方、年齢別にそれぞれに生活習慣病のリスクが高い組合員を対象に「生活習慣病予防プログラム」を実施。生活習慣の見直しによる健康リスク軽減を図っています。

これまで40歳以上としてきた「心・血管症患発症予防プログラム」の対象を、40歳未満に拡大しました。また喫煙者を対象者とした「オンライン禁煙プログラム」、61歳以上の従業員に対する「ロコモフレイル予防プログラム」を新設するなど制度拡充を行っています。

さらに、定期健康診断の健診結果を事業主と健康保険組合で情報共有し、クラウドシステムで一元管理できる「健康管理システム」を導入。重症化リスク検診項目(血圧・糖代謝・脂質代謝・腎機能・肝機能)の数値をもとに、緊急性が高い受診者を対象に、事業主と健康保険組合の双方から医療機関の受診を勧奨しました。

がん検診の受診促進

40歳以上の3歳刻み73歳までの対象者に、早期発見・早期治療が有効ながん検診(胃・肺・大腸・婦人科)項目の他に、呼吸機能の検査など、より詳細な検査を追加した人間ドック学会の基本検査項目に準拠した節目健診を実施しています。

がん高リスク保持者で医療機関未受診者に対して、早期の医療機関受診をするよう、健康保険組合の保健師・看護師が指導し、病院の紹介なども行いました。上記以外の被保険者には、婦人科検診・大腸がん検診・人間ドックの受診費用に補助金を支給し、がん検診の促進を図りました。

メンタルヘルスへの取り組み

セルフケア意識を高めるための研修やストレスチェックの集団分析を用いた職場改善を実施しました。

また、保健師・看護師による面談も実施しており、さらなる整備も進めることでメンタルヘルス不調を抱える可能性がある社員の早期発見に努めます。

健康意識(ヘルスリテラシー)の向上

社員とその家族が健康で心豊かな生活が送れるよう、 ICT(情報通信技術)を利用して健康への意識を高める取り組みを行っています。

ダスキン健康保険組合は、19歳以上の被保険者・被扶養者を対象に、ICTを活用した健康ポータルサイト「KenCoM」を提供しています。「KenCoM」に登録することで、自分の健康データをスマホやPCで簡単に確認できるので、日常の健康管理に活用することができます。また、個人の健康状態をもとに一人ひとりに役立つ健康ニュースが配信されるなど、「楽しみながら健康に」なる工夫がなされています。

仲間と楽しみながら運動習慣が身に付く「みんなで歩活」も、「KenCoM」を活用したイベントです。事業所内などでチームを作り、チーム間で歩数を競うもので、年2回実施しています。

健康相談サービス「first call」も新しく開始しました。これは、チャットやテレビ電話を利用した先進的な医療サービスで、社員自身や家族の健康への不安や悩みを、スマホやPCを通じて、いつでも何度でも医師に相談することができます。

  • 健康情報サイト「KenCom」

従来からの電話による24時間365日対応の「ダスキンこころとからだの健康相談」とあわせて、緊急時や困ったときの健康相談窓口を周知する取り組みを行っています。その取り組みに対して、厚生労働省が主催する第1回「上手な医療のかかり方アワード」においてダスキン健康保険組合が厚生労働省医政局長の保険部門で優秀賞を受賞しました。

健康白書の公表

ダスキンでは、事業所の社員健康推移と、各種取り組みの成果を数値的に分析し、目標値の進捗状況やデータヘルス計画に基づく結果などを、健康白書として毎年度公表しています。

感染症対策

海外における感染症の発生や流行、結核、マラリア、HIV/AIDS等グローバルな健康課題に対して、随時、情報を収集し、注意喚起・啓発をしています。また、海外赴任する社員及び帯同家族を対象とした健康診断の実施や予防接種、赴任前研修を実施し、海外の生活・医療・安全・感染症対策などについて説明しています。
国内事業所において、健康診断の場を提供する形で、国の進める対象年齢層への風しん抗体検査に協力しています。

新型コロナウイルス(COVID-19)への対応

ダスキンでは、お客様と社員の安全を最優先に考え、国(政府・関係省庁)及び各都道府県等の方針に従うことを原則として対策を推進しています。
感染症防止対策を講じ、お客様へ商品・サービスの提供が滞ることがないように、引き続き最大限の努力を払っています。

労働安全衛生

ダスキンでは、社員が十分に能力を発揮できるよう、労災発生ゼロを目標に、安全で衛生的な職場環境の維持・向上に努めるとともに、安全に関する社員研修を適宜実施しています。

労災事故を未然に防ぐため、厚生労働省「労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針」に基づくマニュアルを作成しているほか、産業医による定期的な職場巡視等、職場での安全・安心の確保に向けた労働災害防止に努めています。

また、労働災害が発生した際には、速やかに人事部に報告される仕組み整備しています。死亡・重傷等の重大な結果を伴う場合や、法令違反等が疑われる場合は、ダスキンだけではなく関係会社も含め、速やかにコンプライアンス報告がなされ、適切に対処する体制とともに、再発防止に努めています。
なお、現在、OHSAS18001/ISO45001認証を受けている事業所はありません。

労災件数(ダスキングループ)

2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
労働災害者数 死亡 0 0 0 1 0
業務災害 件数 170 194 160 179 169
内休業4日以上 26 44 28 36 45
通勤災害 件数 33 34 30 30 41
内休業4日以上 12 14 12 13 12
合計 件数 203 228 190 209 210
内休業4日以上 38 58 40 49 57
  • ※労働災害死亡は、自転車通勤上の接触・転倒事故によるものです。

労働災害度数率・業務上疾病度数率(ダスキン単体)

2019年度 2020年度
休業災害度数率※1 0.87% 1.01%
業務上の疾病発生率※2 10.9% 11.0%
  • ※1 休業災害度数率は、業務災害のうち、被災により1日以上休業した件数の「度数率」としています。
    休業災害度数率=休業災害件数/延べ実労働時間×100万
  • ※2 業務上の疾病発生率=業務上疾病件数/延べ実労働時間×100万

労働安全衛生に関するリスクアセスメント

作業に潜む危険(ヒヤリハット)を未然に防ぐためにリスクアセスメントを実施することにより、労働災害防止につなげています。作業内容および作業環境に対するリスク評価を行い、リスクの程度に応じた安全対策を講じています。

定期健康診断

早期発見・早期治療の要ともなる定期健康診断は、労働安全衛生法に基づく法定内項目と、法定外項目を実施しています。事業所での巡回健診と、提携医療機関での施設健診があります。

また、被扶養者の方に対しても、ファミリー健診の受診促進など、かかりつけ医の紹介を含む受診サポートを実施しています。

社員の健康診断等の結果

2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 備考
一般定期健康診断
受診率(%)
99.7 100.0 100.0 100.0 100.0 海外赴任、育児休業・傷病等による休業等により、期間を通してやむを得ず受診できなかった者を除く
精密検査受診率(%) 19.5 35.2 48.6 48.6 56.1 通知を受けた社員のうち、精密検査を受診した人の割合
適正体重維持者率(%) 66.2 66.6 67.0 67.3 65.5 BMI18.5~25.0
喫煙率(%) 29.5 26.1 28.1 23.9 26.7  
運動習慣者比率(%) 21.9 24.6 25.3 25.5 26.2 「1週間に2回、1回当たり30分以上の運動を実施」している人の割合

健康と安全に関するパフォーマンスの監視や管理

社員の健康維持に向けて、健康診断の受診率及びストレスチェックの受検率、健康情報サイト「KenCom」の登録率の目標を設定し、受診・受検・登録率の向上に向けた取り組みを推進しています。

  • ・定期健康診断受診率 目標:100%、実績:2020年度100%
  • ・ストレスチェック受検率 目標:100%、実績:2020年度100%
  • ・「Kencom」登録率 目標:50%、実績:2021年7月31日時点の登録率47.6%(全体38.8%)

健康と安全のデータの独立検証

社員の健康維持・増進への取り組みとして、社外専門機関㈱インテージテクノスフィアによる事業所の社員の健康推移と、各種取り組みの成果を数値的にデータ分析し、目標値の進捗状況やデータヘルス計画に基づく結果の確認として、毎年「健康白書」を作成しています。その結果を基に今後取り組むべき課題についての報告と共有を図っています。

健康・安全に関する教育研修実績

  2020年度
労務勉強会 直営店の支店長、店長を対象にした労務勉強会を開講
健康セミナー 健康運動指導士/心理士よりコロナ禍において健康的な生活を維持するためのポイントを5回シリーズに分けて講話
ポケットセラピスト 肩こり・腰痛などの「セルフケア×健康情報」

健康優良法人2022に認定

健康経営優良法人

ダスキンは経済産業省ならびに日本健康会議が共同で運営する「健康経営優良法人認定制度」において、大規模法人部門で上位500法人となる「健康経営優良法人2022~ホワイト500~」に認定されました。
また、関係会社7社が大規模法人部門で認定され、中小規模法人部門では関係会社15社とダスキン健康保険組合が認定されました。なお、ダスキン健康保険組合は「ブライト500」に2年連続での認定です。
今後も関係会社も含めた事業所(会社)、健康保険組合、労働組合(従業員代表)による三位一体の体制で従業員とその家族の健康維持・増進に取り組み、生きがいのある心豊かな生活の実現により会社の健全な発展を図ることで、地域社会に貢献できる企業を目指します。

「健康優良法人2022」認定事業所

2021年度(2022)
健康経営優良法人2022
【大規模法人部門】認定
  • ・株式会社ダスキン:6年連続/「ホワイト500」4回目
  • ・株式会社ダスキンサーヴ北海道:5年連続
  • ・株式会社ダスキンサーヴ東北:5年連続
  • ・株式会社ダスキンサーヴ北関東:5年連続
  • ・株式会社ダスキンサーヴ東海北陸:3回目
  • ・株式会社ダスキンサーヴ中国四国:5年連続
  • ・株式会社ダスキンサーヴ九州:5年連続
  • ・株式会社ダスキンヘルスケア:5年連続
健康経営優良法人2022
【中小規模法人部門】認定
  • ・ダスキン健康保険組合:4回目/「ブライト500」2年連続
  • ・株式会社ダスキンサーヴ近畿:4年連続
  • ・株式会社ダスキン伊那:4年連続
  • ・株式会社ダスキン八代:3年連続
  • ・株式会社ダスキン鹿児島:2年連続
  • ・株式会社ダスキン沖縄:2年連続
  • ・株式会社ダスキンシャトル東京:4年連続
  • ・株式会社和倉ダスキン:2年連続
  • ・株式会社ダスキンプロダクト北海道:3年連続
  • ・株式会社ダスキンプロダクト東北:3年連続
  • ・株式会社ダスキンプロダクト東関東:4年連続
  • ・株式会社ダスキンプロダクト西関東:2年連続
  • ・株式会社ダスキンプロダクト東海:3年連続
  • ・株式会社ダスキンプロダクト中四国:4年連続
  • ・株式会社ダスキンプロダクト九州:2回目
  • ・ダスキン共益株式会社:2年連続