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現代社会は、経済・技術・文化が発展・進化している一方で、地球温暖化、廃棄物処理、天然資源の枯渇等の環境問題が深刻化しています。企業は単に経済的利益を追求するだけではなく、環境への配慮など社会的責任を果たし、持続可能な社会を目指すことが求められています。
私たちダスキンは、未来のありたい姿として「ダスキン環境ビジョン2050」を掲げ、「資源循環社会」「脱炭素社会」「環境共生社会」が実現するサステナブルな未来を築くために、4つのグリーンにチャレンジします。
ダスキン環境ビジョン2050は持続可能な社会の実現に向けて、2050年の「ありたい姿」をビジョンとして定義し、バックキャスティングの考え方により、2030年のターゲット目標の明確化や、中期のアクションプランの実効性がより高まる一貫性ある「環境ビジョン」として位置付けます。
人と社会と地球が調和する「未来へのタネ」をまき、心豊かでサステナブルな未来の実現に貢献します。
「ダスキン環境ビジョン2050」の実現とサステナブルな未来社会に貢献するために当社がチャレンジする4つの項目を、当社の社章にも使用している幸せの象徴である「四つ葉のクローバー」に見立て、ロゴマークに設定しました。
環境にやさしい経済活動を推進するため、循環型レンタルシステムと食品循環システムを活かしながら、商品・サービス・仕組みのさらなる長寿命化を推進し、環境負荷の低減を図ります。資源の効率的な使用と廃棄物の最小化を実現するための研究開発にも取り組み、新たな環境価値を創造します。
環境にやさしい再生可能資源やリサイクル素材、認証原材料を積極的に採用します。環境に配慮した新機能素材の開発とともに、バリューチェーン全体にわたり、サステナブルな調達・生産・物流・販売プロセスを追求することで、環境負荷の少ない社会づくりの実現に貢献します。
環境にやさしい持続可能なエネルギー資源への投資の拡大とエネルギー効率の向上により最適化を図ります。商品・サービスの開発、生産からお客様での使用・廃棄までのサプライチェーン全体で温室効果ガス排出削減に取り組むとともに、再生可能エネルギーへの転換を推し進め、カーボンニュートラルの実現を目指します。
環境にやさしい資源の再利用や回収をきっかけに、地域のつながりを深め、コミュニティの形成を促進します。資源リサイクル活動を通じて地域全体の環境意識を高め、ごみの削減や資源の効率的な回収、まちの美化に貢献することで、誰もが参加しやすく、自然との調和を大切にしたグリーンコミュニティ・プラットフォームの実現に寄与します。
さまざまな事業・業務に従事している、当社のこれからの未来を担う30代中堅社員5名を選出し、「環境ビジョン2050策定プロジェクト」を2023年12月に立ち上げました。メンバーは、社会に寄り添いつつ、ダスキンの良いところを活かせること、事業の強みを活かしつつ、チャレンジしていくこと、地域社会とのつながりを大切にし、人と環境が調和した地域づくりに貢献していくことなどをステートメントとし、活動を行いました。