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株主の皆様には、日頃より格別なご支援を賜り、誠にありがとうございます。皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
今夏、パリで開催されたオリンピック・パラリンピックでは、世界中のアスリートたちが果敢に競技に挑んでいく姿に多くの感動を覚えました。また、様々な困難に立ち向かっていく勇気と希望をいただけた気持ちです。皆様はどのようにお感じになったでしょうか。
さて、当上半期も不安定な世界情勢、度重なる自然災害や生活に直結するモノやサービスの値上げ、そして労働力不足問題の顕在化等、様々な出来事、ニュースがありました。その一方で人工知能(AI)や再生可能エネルギー分野の進歩等、技術革新の面でも大きな進展がみられ、私たちの生活やビジネスに新たな可能性をもたらす動きもありました。このような変化にもいち早く対応し、当社は常に挑戦し続けることで、目標に向かって邁進してまいりたいと思います。
2025年3月期は、長期戦略「ONE DUSKIN」の最終フェーズ「中期経営方針2022」の最終年度であり、総仕上げの取り組みを進めております。
訪販グループでは、業務の効率化や将来的な労働力不足を見据えて、流通する全てのマット・モップのレンタル商品へのRFID(電子タグ)の取り付けを前期までに完了し、人の手作業による検数作業から、リーダーを使用した一括読み取りへの移行、運用を開始いたしました。今後は、洗浄工場のスマートファクトリー化等、更なる効率化を推進いたします。
フードグループでは、既存ブランドとは異なる立地、利用動機等に対応する業態開発の推進に加え、引き続き好調を維持しているミスタードーナツ事業においては、商品開発、出店に注力しつつ、アプリのリニューアルや無人決済システムを導入した店舗の検証等、更なるお客様の利便性向上に向けた取り組みも進めております。
前期迎えた創業60周年を機に、このたび社会的存在意義を表すパーパス、並びにその実現のために担うべき役割を示すビジョンを策定しました。当社には、創業者・鈴木清一が提唱した、当社の根幹をなす普遍の経営理念がありますが、千変万化する現代社会において、様々な「想い」をつなぐことで価値を創出し、社会のお役に立ちながら持続的な成長を追求していくという「想い」を込めました。詳細は当社WEBサイトにお示ししておりますので是非ご覧ください。
これからも、株主の皆様と共に成長し、さらなる飛躍を目指してまいります。今後も変わらぬご支援を賜わりますよう、お願い申し上げます。