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株主の皆様には、日頃より格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は、2023年11月16日に創業60周年を迎えました。これまで当社を支えてくださった株主の皆様をはじめとする、ステークホルダーの皆様に心より感謝申し上げます。
また、「令和6年能登半島地震」により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げると共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
長期戦略「ONE DUSKIN」の最終フェーズとなる「中期経営方針2022」の2年目にあたる2024年3月期は、戦略的投資として、流通する全てのレンタルマット・モップへのRFID(電子タグ)の取り付け原価の発生により一時的に減益となりましたが、これは計画に沿ったものであり、将来的な労働力不足及び生産性向上に資する取り組みの要となる投資でございます。既存事業では、フードグループの中核であるミスタードーナツ事業が引き続き好調を維持し、訪販グループにおいてもケアサービスは順調に推移いたしました。更にクリーンサービス事業では、家庭用営業専任組織活動の直営店・関係会社での成果を受け、事業成長に向けた取り組みとして加盟店への展開を開始いたしました。
また、新しい成長機会への投資として、子育て支援事業のリーディングカンパニーである株式会社JPホールディングスへの資本出資・業務提携により、“お客様との生涯にわたる関係性維持”の実現に向けて、子育て支援領域への取り組みを開始いたしました。更にイタリアンレストラン「ナポリの食卓」等を展開する株式会社ボストンハウスの持株会社である健康菜園株式会社を完全子会社化しており、フランチャイズ化も踏まえ今後展開してまいります。
2025年3月期は、「中期経営方針2022」の最終年度となります。エネルギー価格や原材料価格の高騰、及び人件費の上昇等の不安材料がありながらも、日本経済は回復が見込まれております。引き続き当社は、「社会価値向上」と「経済価値向上」双方の実現、すなわち「道と経済の合一」を目指して、全社一丸で取り組んでまいる所存です。
株主の皆様には引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。