拭き掃除の常識。それって、どうして?
ぞうきんを手渡されて、「お掃除してください」といわれたら、どうします?ごく自然に水に浸して固く絞り、ホコリや汚れを拭き取りますよね。でも、水で湿らせるのはなぜ?何となく「湿ってるほうが拭き取りやすいこと」は知ってても、その理由となると…?
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ぞうきんを手渡されて、「お掃除してください」といわれたら、どうします?ごく自然に水に浸して固く絞り、ホコリや汚れを拭き取りますよね。でも、水で湿らせるのはなぜ?何となく「湿ってるほうが拭き取りやすいこと」は知ってても、その理由となると…?
固体や液体、気体など性質の異なる物質が接する境を「界面」といいます。界面では物質同士が引き合ったり反発し合うことで、さまざまな現象が起きますが、「ヌレ現象」もその一つ。
「ぞうきん(固体)の繊維に付着した水(液体)がホコリ(固体)に触れる」
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「双方の間に吸着力(くっつく力)が発生」
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「ホコリがたくさん拭き取れる」わけです。
このヌレ現象を活用したのが、ダスキンのモップやマットたち。でも、水ではすぐに乾燥するのでせっかくの拭き取り能力も激減。というわけで、ダスキンでは製品にパラフィン系鉱物油や合成油を主成分とする「吸着剤」を含浸させています。湿らせた繊維でホコリを吸着、しかも蒸発することなく効果長持ち、というスグレもの。サラサラ乾いた手触りのモップやマットですが、ミクロの世界ではしっかり湿っているんです。
試験的に分かり易いようモップパイルには赤く着色した吸着剤を含浸させています。パイルがとらえたホコリ(白い部分)を徐々に包み込んでいき、付いたホコリは放しません。さらにその上に付いたホコリも吸着剤が包み込んでいきます。(商品に使用している吸着剤は無色です)
さらに、とらえたホコリを包み込み、ホコリの上にくっついたホコリもキャッチ!この包容力の深さが、捕集力・保持力の高さのヒミツ。もちろん、安全性や付加機能にも独自の研究成果を活かしたダスキンの吸着剤。皆さんのお掃除をより快適にするための取り組みは、日々続いています。
吸着剤には、モップに付着したハウスダストに含まれる細菌やカビ、アレル物質(ダニのフン・花粉)、ウイルスに対するリスクを低減する技術が込められています。
ダスト捕集性能を高めるだけでなく、清潔を維持し気持ちよくご利用いただける技術開発にも積極的に取り組んでいます。