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ダスキン開発研究所では、一般家庭のダニアレルゲン(Der 1)曝露量※を把握するために、小児喘息患児のいる家庭を含む一般家庭151世帯を訪問し、ハウスダストを採取してサンプルを分析、屋内のDer 1量を測定しました。以下にご紹介するのは、全151世帯で採取したサンプルのうち、最も高い値をピックアップし、示しています。
※1 チリダニのフン由来の抗原Der 1量を測定
続いてご紹介する数値は、寝室やリビングにある部位の数値の違いを示したものです。全151世帯で採取したサンプルのうち、トップ3の値を抽出しています。
日常生活や掃除の方法、頻度などによってDer 1量に差があることが判明しました。
(数値はいずれもダスキン調べ)
アレルギー疾患の診療ガイドラインでは、環境の悪化因子を排除することを推奨しています。DAPではダスキン商品の効果測定や寝具の手入れなどを工夫することで、ハウスダスト量やDer 1量の低減・維持を目指して技術開発を進めています。
継続的な環境整備を始める前に、ダスキンによる「プロのお掃除」を実施し、徹底的にハウスダストを除去することで、Der 1量が減少しました。
プロの手によるメンテナンスでDer 1量が低減しても、その後対策が不十分な場合、数値はリバウンドすることが明らかになりました。例えばふとん丸洗い後の変化を見ると、寝具のDer 1量は大幅に低減しましたが、直後からリバウンドが始まり、約半年で以前の状態かそれ以上のレベルまで反発。他の部位でも同様の結果となりました。
ダスキンでは、掃除によってDer 1量が減少するというデータに基づき、被験者に対して掃除の方法や頻度などについて指導を行いました。
その結果、指導と商品の提供を行った群では、Der 1量を抑えることができました。