想いをつなごう。その人の、その先へ。ダスキン60周年記念

アレルギー分野の研究

1. なぜ、ダスキンはアレルギーに
取り組むのか

ダスキンはいま、私たち一人ひとりが健康的な毎日を送るために必要な取り組みとして、「暮らしの中のアレルギー」をテーマとした「ダスキン アレルギーコントロール プラン」という研究プロジェクトを進めています。

DAP

なぜ「お掃除の会社・ダスキン」が健康、しかも専門的な領域であるアレルギーに取り組み始めたのか、その背景と研究の一端をご紹介していきましょう。

創業以来の想いを追求し、
広がりゆく研究テーマ
「キレイを科学する」

ダスキンは創業以来、『お掃除を通じてキレイな環境を』つくり上げることを目指し続けてきました。ホコリの量を効率的に減らす方法を追求し、掃除にかかる負担の軽減を実現することが私たちの目標でした。

「ホコリを科学する」

キレイな状態をつくるためには、ホコリを知る必要がある、という観点から、ホコリそのものに対する研究も並行して進めました。「ホコリの正体」「ホコリの組成」「ホコリの状態」「ホコリの変化」など、あらゆる角度からホコリを研究してきました。

「健康を科学する」

ホコリの研究を進めるうちに、ホコリに潜む物質が人体にさまざまな(悪)影響を及ぼすことが明らかに。なかでも、ホコリの一部がアレルギー症状を引き起こすことから、新たに「ホコリと健康」「掃除と健康」というテーマが浮かび上がってきたのです。

このテーマの移り変わりが、アレルギーへの取り組みという新たな道を切り拓く流れを決定づけました。

2.「国民病」アレルギーとの関わりを
深めることで…

現代社会の住環境は整備が進み、高気密で空調や換気のシステムが整った、人々にとって快適な環境を生み出しています。その一方で、健康危害を及ぼすハウスダストや室内の浮遊物質とも密接な関係があると考えられています。
今や2人に1人が悩んでいるとされる、「国民病」ともいうべきアレルギー疾患(免疫アレルギー疾患研究10か年戦略※)については、環境整備について正しい情報発信や対策が重要であると謳われています。この大きな課題に取り組み、暮らしの改善に寄与することは、私たちホコリと健康に関わる研究者にとって、新たな挑戦のひとつといえるでしょう。

※ 引用:「免疫アレルギー疾患研究10か年戦略」について(厚生労働省)H31.1.23
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000172968_00005.html