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ニュース:2008年

2007年度CO2排出量換算
3年前に比べ約30%※1(約25,000t/年間)削減

2008年4月4日

全国47工場での改善活動と技術開発が奏功

株式会社ダスキン(本社/大阪府吹田市 社長/伊東英幸)生産本部のレンタル品モップやマットのクリーニングを行なう全国47工場では、2007年度の年間燃料使用量をCO2排出量換算で、3年前の2004年度に比べ、約30%削減できる見通しとなりました。
当社は、創業以来45年間にわたり「清掃用品のレンタル」を行ない、省資源化に努めてきましたが、それだけに留まらず、クリーニングするために必要なエネルギーの削減を通して、環境負荷低減にも取り組んできました。

■燃料消費量 重油換算9,560キロリットル削減(2004年度比)

全国のクリーニング工場では、モップやマットのクリーニングに使用する洗濯機や乾燥機に使用する蒸気を、重油・灯油・ガス等のエネルギーを用いてボイラーで生成しています。これらの燃料を、工場現場からの提案で採用された設備運転マニュアルの改訂、省エネルギータイプの乾燥機※2の開発・導入、さらに洗濯に使用する用水の再利用化推進※3などによって削減しました。
2007年度の燃料使用量をCO2の排出量に換算すると、約25,000tに相当し、3年前に比べ約30%の削減が見込まれます。

  • ※1 灯油・ガス等の燃料をすべて重油換算し、その数値をCO2排出換算しています。
  • ※2 乾燥工程で出た排熱を再利用することで、省エネを実現しました。
  • ※3 洗濯工程で使用された水を処理後再利用しています。この再利用水は、通常の水より温度が高く(約35~40℃)、再利用時昇温に用いられるエネルギーが節約できます。

<※2および※3については、工場によって実施状況が異なります。>

■環境マネジメントシステム導入によるクリーニング工場の環境負荷低減活動

全国のクリーニング工場では、2000年3月にISO14001認証を取得。工場稼動で使用する燃料使用量以外にも、エネルギーや発生する廃棄物の削減に取り組んでいます。

全国47工場 エネルギー・洗剤総使用量 及び 廃棄物総発生量 比較表
項目 削減率 2007年度見込み 2004年度実績
電気使用量 約9%削減4,190万kwh4,604万kwh
加工用水使用量 約17%削減 280万m3 338万m3
洗剤使用量※4 約31%削減2,454t3,553t
スラッジ(汚泥)※5発生量 約23%削減14,819t19,362t
  • ※4 モップやマットの洗濯に使用する代表的な洗剤
  • ※5 洗濯排水から汚れ分を分離し固形にしたもの

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