3つの「シン化」をお客さまに
- 大久保
- このほど長期経営戦略を「Do-Connect 人と人、人と社会、人と明日をつなぐ」とし、挑戦テーマとして3つの「シン化」を発表しました。新たな事業を開発する「新化」、既存事業を変革する「進化」、既存事業を深める「深化」です。すべての「シン化」はお客さまの喜びにつながります。
- 栗山
- 僕の場合は信じる「信化」ですね。監督として新しいことを次々にやったといわれますが、選手の個性を生かし、チームが勝つために、常識にとらわれなかっただけ。選手のために尽くせば、選手はチームのために成果を出してくれると信じていました。
- 大久保
- 当社はブランドを支えるのは人であり、お客さまとのつながりが大切だと考えています。テクノロジーもつながりを深める手段。例えば、ミスタードーナツのテスト店で無人決済システムを導入し、スタッフがお客さまとコミュニケーションを深められるようにしました。
- 栗山
- 野球選手はチームが最下位でも個人の成績が良ければ給料が上がるのですが、僕はこの意識を変えたくて選手に「論語と算盤(そろばん)」を配りました。「人のために尽くすことで、みんなのプラスになる」という思想を野球に持ち込みたかったのです。
- 大久保
- 昨日より今日、今日より明日、少しの気づきを行動に変えれば、お客さまにも仲間にも喜んでもらえるシン化につながります。最後に、今後はどんな挑戦をしたいですか。
- 栗山
- チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)としてファイターズに戻り、球団運営とチーム編成の両面から球団を強化する役割を担っています。どのような形が一番いいのか、模索しているところです。新しい、面白いことをやっていきますよ。
- 大久保
- これからのファイターズが楽しみですね。ダスキンも日々挑戦し続けていきます。
2024年12月26日付け日本経済新聞朝刊掲載広告より転載