「ESG/SDGs評価融資」において最高評価を取得
2018年12月21日
株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:山村輝治)は、このたび株式会社三井住友銀行(頭取CEO:髙島 誠)の「ESG/SDGs評価融資※1」制度において最高評価であるAAA評価を受けました。
今回の評価では、「気候変動への取り組み」、「ローカル/グローバル・コミュニティへの配慮」、「CSRマネジメント」において非常に高い水準であると判断され、企業経営において優れたESG側面の取組と情報開示を実施するとともに、当社の事業を通じたSDGs達成への高い意欲に対し、最上位AAA評価を受けました。
具体的な評価項目
- ① 環境側面
- 自社の事業活動に伴うCO2排出量をグループ及び生産協栄事業所において把握しているほか、「スコープ3」におけるCO2排出量を把握。さらに、2030年を目標年度とする環境長期目標として、「スコープ3におけるCO2排出量を2013年度比で26%以上削減」を掲げ、中長期的な視点をもって目指すべき将来像を具体化している点
- ② 社会側面
- 高齢化が進む中、ライフケア事業を通じてシニアのQOL(クオリティオブライフ:生活の質)の向上への貢献。また、女性の社会進出が課題となる中、メリーメイド事業などの家事代行サービスを通じて「女性の活躍推進」に貢献するなど、事業を通じて社会的課題の解決に貢献している点
- ③ ガバナンス側面
- ESGへの取り組みとSDGs等で示される社会的課題を踏まえて重点テーマを設定し、重点テーマそれぞれにKPI(例:「1人当たり年間総労働時間を1,850時間以下に抑える」等)を設け、年度毎の進捗状況を踏まえて活動の見直し等を行っている点

- 工場や事業所での
CO2排出量削減-

- 家事代行サービスで
女性の活躍推進に貢献-

- ライフケア事業によるシニアの
クオリティオブライフの
向上へ貢献-
加えて、事業を通じて、SDGsが示す「目標3 すべての人に健康と福祉を」、「目標5 ジェンダー平等を実現しよう」、「目標13 気候変動に具体的な対策を」等の達成に向けた意欲を評価いただいています。
ダスキンでは、創業以来、社会に「喜びのタネをまこう」という思いを大切に独自のフランチャイズシステムを推進し、加盟店も同じ理念を共有する企業グループとして安全・安心で暮らしを豊かにする商品・サービスを提供してきました。これからも将来にわたって新たな価値を創出しつづけ、持続的に企業価値を高めるとともに笑顔あふれる地域社会づくりに貢献してまいります。
<ご参考>
- ※1 ESG/SDGs評価融資
- 株式会社三井住友銀行と株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:渕崎 正弘)が作成した独自の評価基準に基づき企業のESG側面の取組や情報開示、SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を評価し、取組や情報開示の適切さについての現状分析、今後の課題、課題への取組事例などを還元する商品です。
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- ESG
- ESGとは環境(Environmental)、社会(Social)、企業統治(Corporate Governance)の頭文字を取ったものです。いずれの側面も企業が事業活動を展開するにあたって持続可能な社会づくりへの配慮や責任を求められる重要課題として考えられています。
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- SDGs
- Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。国連総会で採択された、新興国だけでなく先進国等あらゆる国と地域が、貧困や平等、教育、環境等、「誰も取り残されない世界」の実現を2030年までに目指す17の目標と169のターゲットのことです。
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