想いをつなごう。その人の、その先へ。ダスキン60周年記念

コア技術

エクステリアマットのパイル

パイル研究がマットの性能を決める!

踏まれても踏まれても、けなげにホコリを取り続けるフロアマット。その性能の善し悪しは、「パイル」と呼ばれる繊維の持つ機能によって決まります。パイルとは下地(基布)から出ている繊維のことをいい、この繊維が靴裏の汚れをかき落とすことで、室内への汚れの持ち込みを防いでいるのです。ダスキンでは、その性能を最大限高めるために、マットを使用する場所の特性に応じて最適なパイル素材などの開発を行っています。

[取る]

取る 弾力のある繊維で、汚れを力強く除去。

コシの強いナイロン系繊維をパイル状に撚りまとめると、さらに強い弾力性が生まれます。この弾力性の強さで、靴の裏にこびりついた汚れをブラシのようにかき取ります。また、パイルを構成する一本一本の繊維は極めて細いので、毛細管現象(液体が細い管状物体の内側を上昇または下降していく物理現象)で、靴裏の水分や油分もしっかり拭き取り、保水します。

[保持する]

つかむ パイルのすき間と吸着剤が汚れを逃さない。

パイルの力でかき取った汚れは、パイルとパイルのすき間に落ち込み、たまっていきます(ということは、すき間の広さがマットの除塵量を決めることになります)。また、マット表面に塗布された吸着剤の働きで、キャッチした細かな土砂ボコリなどをしっかり保持し、再度靴裏に付着したり、舞い上がるのを防いでいます。

[維持する]

キレイ マットの表面にホコリが浮いてこない理由。

マットのパイルは復元力に優れていて、踏まれてもすぐに立ち上がるため、かき取った汚れは表面付近にたまることなく、パイルとパイルの間に落ちていきます。この汚れは再び表面に上がってくることはないので、マットの表面はいつもキレイに保たれます。しかも、2週間ごとに洗浄されるため、つねにキレイな状態でお届けされていきます。