記録写真が語る
ダスキンヒストリー
「人づくり」
- 5 ジェンダー平等を実現しよう
- 8 働きがいも経済成長も
- 9 産業と技術革新の基盤を作ろう
- #ダスキンヒストリー
- #社会貢献
- #循環型社会
- #衛生
- #レンタル
- #そうじ
- #エコ
- #ワークライフバランス
私たちダスキンは、皆さんから見たらどのような会社に見えるのでしょうか。モップやマットをレンタルし、エアコンなどのお掃除や家事代行サービスを頼める会社、いやいや、介護用品や福祉用具、イベント用品やベビー用品もレンタルしているし、高齢者の生活もサポートできる。あのミスタードーナツもダスキンが運営しています。その他にも多彩な事業を展開しているんです。結局何をしているのかよく分からない会社だなぁって思う人も多いかもしれません。
そこで!私たちダスキンの歩みをできるだけ分かりやすく、この場をお借りして紹介します。今回は5回目(最終回)です。
chapter 05
人づくり
1971年4月2日。大阪府箕面市にミスタードーナツ第1号箕面パイロットショップが華々しくオープンしました。ダスキンで初めての飲食店の運営。経験もノウハウもなく、すべて手探りの中からのスタートでした。
加盟店募集前に建設されたトレーニングセンター
ミスタードーナツでは「店づくりより人づくり」と考え、1971年10月に「ミスタードーナツジャパントレーニングセンター」を開校しました。
ファストフード業界ではまだ珍しい本格的な教育施設で、当時まだ1号店しかなかった段階でトレーニングセンター開校の計画を断行した背景には、これから多くのショップを出店していくためには、一流の教育施設が欠かせない!との強い思いがあったからでした。
初代のトレーニングセンターは1階建てながら、実際のショップと同様の厨房設備2セットと販売エリアを持ち、教室には当時先進の視聴覚システムを導入しました。
ここではドーナツの製造の仕方から効率よく業務を遂行するためにはどうしたらよいのか。また、店舗運営に必要な数値管理等を学び、ショップマネジャーとして働くことができる技術と知識を身につけることができました。
現在もトレーニングセンターはミスタードーナツカレッジとしてこれまでと同様に教育を受け認められた人のみに店主になるライセンスを付与しています。
若い人材に研鑽と交流の機会をつくる
ミスタードーナツを始め、ダスキンのさまざまな事業では、全国各地から選ばれた製造・接客・営業・サービス等の担当者が一堂に介して腕前を競うコンテストを開催しています。
製造や接客、サービスの技術向上を図るとともに、日ごろは顔を合わせることのない人たちとの交流も重要な目的で、全国の仲間に出会える貴重な催しです。
技術やサービスのレベルアップを図るともに、それぞれの事業に携わるスタッフ同士の“一体感”が体験できる場として現在も定期的に開催されています。
ダスキンでは、「仕事の第一は人間をつくることでありますように」という言葉があり、人づくりを大切にしています。
これからも創業当時から変わらぬ思いを継承してまいります。