2026.1.1

サスクリエイティブな生産事業所
未来を紡ぐ「和倉ダスキン」

サスクリエイティブな生産事業所~未来を紡ぐ「和倉ダスキン」

ダスキンは創業以来、人と環境と社会のつながりに心を配りながら、「社会からの期待に喜びをもって応えること」を目指し、サステナブル活動を継続しています。その中で、お客様の目には直接ふれることの少ないマットやモップを洗っている生産事業所(工場)で行われているサスクリエイティブな活動を紹介します。今回は特別号です。
※「サスクリエイティブ」とはサステナブルの取り組みを常に創造し続けているという意味のダスキン社内の造語です。

ダスキン創業からわずか4年後の1967年、能登の地に誕生したのが「和倉ダスキン」です。当初は、モップを修理するだけの小さな拠点でしたが、仕事が増えるにつれて新しい仲間を迎えるようになりました。「能登のとと楽、加賀のかか楽」といった言葉があるように、女性がよく働く土地柄といわれています。そのためか、入社した女性たちは「新品モップの縫製も手掛けたい」と強い意欲を示したそうです。こうした声に応える形で縫製が始まり、やがて和倉ダスキンは全国にモップを供給する縫製工場へと成長していきます。

染色前のモップを縫製中
染色前のモップを縫製中

ダスキンのレンタル商品は、定期的にお客様のもとへ届けられ、使用後は回収されます。工場で洗浄を行い、約97%が再び商品として生まれ変わります。この高い再製品化率を維持するためには、商品が丈夫で長持ちすることが欠かせません。和倉ダスキンでつくられるモップは、縫製の際にパイル(毛)を巻き込まないよう細心の注意を払いながら仕上げられます。耐久性を確保するために、一つひとつ丁寧に縫い上げることは、ダスキンの循環型レンタルシステムを支える基盤となっているのです。
ダスキンの主力商品「スタイルフロア ララ」は、入り組んだ場所や高いところの掃除もできるように、パイルが360度方向に配置されています。こうした機能も、和倉ダスキンの量産技術があるからこそ実現できました。

高い場所も簡単におそうじ
高い場所も簡単におそうじ

しかし2024年1月1日、工場は「令和6年能登半島地震」に見舞われます。従業員自身も被災し、建物の修復も終わらない中での再出発となりました。それでもわずか1ヵ月半後の2月中旬には工場の稼働を再開。現在の生産量はモップ縫製で90%、芳香剤製造は100%回復しています。耐震調査を進めながら天井を膜材で作られた軽量で柔らかいテントシートにするなどの工夫を凝らし、余震に備えながら仕事を続けています。その姿勢からは、能登の人々のたくましさがを感じられます。

地震を想定した避難訓練中。天井はテントシート。
地震を想定した避難訓練中。天井はテントシート。

社長の生野しょうの氏は「全国のお客様のために供給を止めないことが和倉ダスキンの使命です」と語ります。創業以来、ダスキンのモップを支えてきたのは、この地で働く仲間たちの真摯な姿勢でした。彼らの力があるからこそ、ダスキンは「きっちりとした商品をつくり、しっかり洗い、最後まで使い切る」という循環を実現できています。これはまさにSDGsの理念に通じるものです。ダスキンはこれからも、持続可能な社会づくりに貢献し続けていきます。

ダスキンの「循環型社会への取り組み」

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Note

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