2024.11.11

仕事と介護の両立に向けて

仕事と介護の両立に向けて

11月11日、何の日かご存じでしょうか?
「いい(11)日、いい(11)日、毎日、あったか介護ありがとう」の語呂合わせと、国民全体が介護について考えることを目的として、2008年に『介護の日』と制定されました。
少子高齢化が進み、現在総人口の2.6人に1人が65歳以上の高齢者となっています※1。また、近年課題となっているのが仕事と介護の両立。仕事と介護を両立している方は“ビジネスケアラー”と呼ばれ、2030年には318万人になると推計されており※2、大きな問題となりつつあります。「ダスキン ヘルスレント※3」が今年実施した『親子で向き合う介護レポート2024』でも、就業しながら介護をしている人たちは1人で介護を抱え込みがち、という結果が出ています。

※1出典:令和5年版高齢社会白書
※2経済産業省調べ
※3シニアライフの安心と快適な暮らしのサポートを目的に、介護用品・福祉用品のレンタルや販売を行う事業

先日ダスキンでは、人事部主催で希望者を対象とした社員向け介護セミナーを開催しました。これは、「急に介護をしなくてはいけなくなり、どうしたらいいかわからない」という社員の声を受けて、仕事と介護の両立支援として取り組んだものです。

人事担当者のコメント

人事担当者

社員の年齢層を考えると、今後介護に携わる方が増えていくと思います。現在もさまざまな制度を整え相談を受けていますが、介護に携わる方はひとりで悩みを抱え込みがちです。相談できる場所を知ってもらい精神的負担を軽減することで、介護離職を防ぐことができたらと思い、今回このセミナーを開催しました。今後も定期的に開催していきたいです。

参加者の声:

人事担当者

「介護についてどこに相談していいかわからないし、自分から話す人も少ないように思います。今回参加して、介護について少しハードルが低くなりました。」

「今までは、あまり触れたくなかったところがあったが、今回のセミナーを受講してイメージをつかむことが出来たので難しくとらえなくていいと気づいた。相談場所も分かったので、実際に起こったとき、前向きに捉えることができそうです。」

人事担当者

今回のセミナーの講師は、シニアケア事業「ダスキン ライフケア※4」の担当者。「介護に関する行政の制度について、ご存じない方が多いと感じました。今後もセミナーの開催などを通じて、介護への理解の一助になればと思います」と語っていました。

※4ご高齢者とそのご家族の心に寄り添い、住み慣れた環境で自分らしく暮らしていけるようサポートする事業

ダスキンでは、他にも仕事と家庭の両立に向けたワークライフバランスの取り組みも積極的に行っています。
就業開始時間を前後に変動できるシフト勤務や、退職した社員が一定の条件を満たした場合に復職できる再雇用制度「よつ葉Dターン」を導入しています。

創業以来、人にやさしいことを大切にしてきたダスキン。そのやさしさは、お客様、社員だけでなく社員の家族にも広がっています。シニアケア事業があるダスキンだからこそ、セミナー開催や、人事制度を整えて仕事と介護を両立できるように取り組んでいます。

誰もが働きやすい職場づくりを、これからも進めていきます。

ダスキンのワークライフバランスについて

ダスキン ヘルスレント

「いま、親のいまを知ろう」

ダスキン ライフケア

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