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ダスキンは、あらゆるサービスの基本は「人」だと考えています。お互いに支え合い、成長を目指し挑戦できる人づくりを重視し、知識と技術に心がともなった人材の育成に取り組んでいます。
目標 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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1人当たり年間研修時間(時間) | 20時間以上 | 18.4 | 18.7 | 23.5 | 18.6 | 19.5 |
ダスキン単体(人事部主催の集合研修および通信教育のデータを集計)
ダスキンは、「祈りの経営」の理念を理解し、すべての行動の源とできる人材を育成するため、様々な教育や研修を推進しています。一人ひとりが必要な知識やスキルを修得し、役割を効果的に果たせるように、新入社員を含めて階層別に研修を実施しているほか、加盟店を活性化するエリアマネジャーの育成にも注力しています。また、公的資格の取得や通信教育による自己啓発を奨励し、自主的に学ぶ姿勢を大切にしています。
フランチャイズ本部を担当する管理職やエリアマネジャーの能力を高めることを目的に、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会主催の研修を受講できる環境を整え、フランチャイズ経営の専門知識や視野を広げることにも取り組んでいます。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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全社教育 のべ年間研修受講者数(名) |
13,121 | 10,148 | 11,224 | 12,455 | 13,144 |
全社教育 のべ総研修受講時間(時間) |
87,295 | 107,379 | 124,509 | 110,705 | 141,673 |
ダスキンでは、2016年度より、「経営理念」の実践を目的に、「祈りの経営研究所」を開設しました。
祈りの経営研究所講師による全国各地での勉強会と各事業の定例会議でマネジャーが講師をつとめるワンポイントの勉強会を主体に、広報誌による情報の発信、eラーニングを利用した自主的な学びのサポートといった活動に取り組んでいます。また、創業以来、祈りの経営の具現化として行っている“おつとめ”の教育用ビデオを新たに制作するなど加盟店の営業拠点で活用できる「祈りの経営」の学習ツールを順次導入していく予定です。
ダスキンスクールは、訪販グループを中心とした事業の教育センターで、全国各地域で事業を展開する加盟店のオーナーやマネジャー、スタッフが、経営理念から運営ノウハウまで総合的に学ぶための施設です。経験豊富な教育スタッフと広範な研修カリキュラムや充実した設備のもと、知識と技術を修得できる場となっています。
お客様に信頼していただくためには、優れた商品やサービスの開発とともに、お届けするスタッフが専門的な知識や技術を持つ必要があります。
ダスキンは全国11カ所に地域研修センターを設置し、スタッフのサービス・技術の向上を図る研修を繰り返し行っています。
ミスタードーナツカレッジは、「形がないもの、人材だけは私たちの手で育成しなければならない」という創業者の信念から、ビジネスの成功は教育にあると考え、事業のフランチャイズ展開を始める前に誕生しました。
一流のフードビジネスマンを育てるため、独自の教育システムをマニュアル化し、ドーナツ製造、接客技術のみならず、ミスタードーナツの理念やお客様を大切にする心を学びます。
研修の内容は、実習を中心に食品衛生から品質管理、店舗の維持管理等はもとより、時代にあわせた教育内容に随時変えてきました。現在は、トレーナーが各地域に出向き、お客様満足について考えるセミナーの開催や、マネジメントを行う上で必要な対人スキル向上カリキュラムを設け、お客様に喜ばれるよう自ら考え行動できる人材づくりを目指しています。
ダスキン創業者 鈴木清一は研修生に「祈りの経営」を伝承するためミスタードーナツジャパントレーニングセンターを開設
ダスキンスクール | ミスタードーナツ カレッジ |
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のべ年間参加者(名) | 827 | 1,416 |
のべ総研修受講時間(時間) | 26,736 | 63,332 |
ミスタードーナツのショップの責任者になるためには、厳しい試験を通過してライセンスを取得しなければなりません。働き方に応じて、二つのコースが選択できます。ひとつは49日間のカリキュラムで、ミスタードーナツの理念やショップ運営基準をいちから習得するコース。もう一つは、既存店で一定の経験を満たしている場合、16日間のカリキュラムで、ドーナツのつくり方を基礎から学び直すとともに、全国から集まった仲間とディスカッションを繰り返しながら、店舗運営のノウハウを徹底的に身に付けるコースです。
さらに「店主」になった後も、お客様のために行動できるスキルを磨き続けるため、2年ごとにライセンスを更新しています。
ダスキンでは、飲食店などを主な対象とした衛生管理をアドバイスするプロフェッショナル「ハイジーンマスター」を育成・認定する制度を設けています。
ハイジーンマスターは、清浄度を測定器で数値化し、冷蔵庫の温度管理、食材管理や清掃方法など日常の衛生管理をチェックし、現状の把握と問題点の改善、改善効果の維持に役立つ調査報告書を作成。その上で、衛生リスクの発生を予防するためのアドバイスを行います。
資格取得にあたっては、ダスキンスクールや各地域研修センターで、衛生管理の知識を基礎から徹底的に学びます。ロールプレイングを何度も繰り返し、お客様の店舗診断にも講師が同行して、実践的なノウハウを身に付けます。