すべての人にやさしい社会へ
- 3 すべての人に健康と福祉を
- 4 質の高い教育をみんなに
- 10 人や国の不平等をなくそう
- #学校支援
- #社会貢献
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- #教育
- #人づくり
- #福祉
◆新年度に変わること
2024年4月1日の法改正では、ドライバーの労働時間に関する規制が厳格化される「2024年問題」が注目を集めています。それ以外にも「障害者差別解消法」の改正が施行され、事業者による障がいのある人への合理的配慮の提供が義務化されます。
◆ダスキンの障がい者雇用について
ダスキンでは、1981年から「財団法人 広げよう愛の輪運動基金(現、公益財団法人ダスキン愛の輪基金)」を通じ、障がいのある方が先進の福祉を学ぶ機会を支援する活動を続けており、2014年には厚生労働省の「障害者雇用優良事業所等の厚生労働大臣表彰」を受賞しています。
2024年2月に初めて大阪府教育庁主催の「府立支援学校中学部生徒及び保護者向け職場体験実習」の受け入れを行い、自社ビルで日々清掃業務を行っている障がいのあるスタッフ14名の仕事ぶりを見学してもらいました。体験実習の参加者には見学のほかに、お掃除の基礎を学び、机やホワイトボードの拭き掃除にも挑戦してもらい、「ぞうきん絞りの力の入れ方が難しかった」などの声がありました。
実習を見守っていた保護者からは、「障がいのある人がダスキンに就職した場合、どのようなペースで仕事を進めるのか」という質問があり、「初心者向けのフロアで掃除をしてもらい、レベルを見てから各人に合わせたペースで仕事に慣れるよう指導をしている」と回答。「初めての経験に不安があったが、わかりやすく丁寧な指導で安心した。子どもの成長を見ることができた」という感想をいただきました。
- 指導にあたったダスキンスタッフのコメント
- 「今回の職場体験を通じて、初めて専門的なお掃除を体験する子どもたちだったので教え方の難しさを感じました。しかし、それは私たちが障がいのある方に寄り添っていくために大切な経験だと思いました」
◆ダスキンがチャレンジし続けること
ダスキンでは、障がいの有無に関わらず、多様なキャリアや社会的背景を持つすべての社員がお互いを尊重し合い、個々の能力を最大限に発揮し、輝ける組織づくりを目指しています。そのためには、障がい者雇用を単なる義務ではなく、ひとつの個性として捉え、関わりをもつことが大切になります。障がいのある方々とのコミュニケーションを通じて、より良い職場環境をつくるための方向性を見つけ出し、今まで以上に具体的な改善に取り組んでいきます。
私たちの取り組みは、これからも続きます。ダスキンは、すべての人にやさしい社会を実現するために、色々な取り組みにチャレンジしていきます。
ダスキンの
「ダイバーシティ」について
大阪府HP「府立支援学校中学部の生徒とその保護者を対象とした職場体験実習について」