想いを乗せて

• 7 エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
• 9 産業と技術革新の基盤を作ろう
• 11 住み続けられるまちづくりを
• 13 気候変動に具体的な対策を

• #循環型社会
• #環境保全
• #環境問題
• #エコ

今年の夏は猛暑が続き、気象ニュースで「観測史上初」という言葉をよく耳にしました。 猛暑の原因のひとつである地球温暖化による気候変動。地球温暖化は温室効果ガスの増加が影響していると言われています。^※1
その温室効果ガスを削減するために、2030年度において温室効果ガス46％削減（2013年度比）を目指し^※2、国、企業、自治体、団体、個人それぞれが取り組みを行っています。
編集担当Tも、マイボトル・マイバッグ・マイカトラリーの持参、リサイクル、節電など、微力ながら日常生活にエコを取り入れるようにしています。皆さんは、どんな取り組みをされていますか？

ダスキンでは2021年6月に「ダスキン環境目標2030（DUSKIN Green Target2030）」を策定。 脱炭素社会の実現に向けて、2030年度の目標に“ダスキングループ拠点のCO₂排出量46％減（2013年度比）”を掲げ、さまざまな取り組みを行っています。

その取り組みのひとつとして、ダスキンでは、これまで営業車両において低排出ガス認定自動車導入の推進、社用車両においてはハイブリッド車導入の推進、ドライバーにはエコドライブ教育などを行ってきました。そして、更なるCO₂排出量削減を推進するため、2023年9月からの半年間、2台のEVを導入し営業車両としての実証実験を関東エリアで行っています。
この実証実験では、CO₂排出量削減効果・ランニングコスト・実用性などを検証します。

編集担当Tは実証実験前の8月、ダスキン入谷支店に行き、関係者に「EV導入にかける想い」や「期待すること」を聞いてきました！

坂吉さんのコメント

「営業車両の低排出ガス認定自動車導入推進や社用車両のハイブリッド車導入推進を経て、次のステップである営業車両EV化実証実験に向け、関係者の皆さんにご協力いただきながら活動してきました。この取り組みを社内外の多くの方に知っていただき、環境問題に対する意識や理解を深めていきたいです。今すぐの実現が難しいことや課題もありますが、できることから進めていき、その先にある可能性を模索し、EV化を広め、環境目標達成に貢献していくことを期待しています。」

金岡さんのコメント

「入谷支店には太陽光パネルも導入しており、従業員も今回のEV化実証実験にとても興味をもっています。支店には多くの営業車両がありますが、EVは排気ガスが出ないので環境はもちろん人にもやさしいですよね。従業員の使いやすさも大切ですが、社内装備も工夫されていて安心しました。導入には初期投資の課題などがありますが、燃料費などトータルで経費削減できれば支店運営の助けにもなります。実証実験に全面的に協力し、ダスキンとして環境問題に貢献していきたいという強い想いです。」

河合さんのコメント

「EV化実証実験では主に車両のマーキング、架装、電源工事関連を担当しています。今回の実証実験では、通常走行時や車内待機中の冷暖房使用、レンタル・役務サービスによる車両のストップ＆ゴー（頻繁に停止・発進を行う状態）の頻度が高いこと等に対し、どれだけEVが耐えられるかという可能性も検証していきたいと思っています。従業員が不安なく快適に使っていただけるようソフト面のチェックも行い、全国の営業所にEVを広めていきたいです。」

担当者の生の声を聞き、この実証実験が成功し営業車両のEV化が広まることを願うと同時に、個人でできる日常生活のエコに対しても、今まで以上に意識して取り組んでいきたいと思いました。

ダスキン営業車両のEV化を広めていけるように。2台のEVは、今日も一人ひとりの想いを乗せて走っています。

■電気自動車（EV）とは^※3

バッテリー（蓄電池）に蓄えた電気でモーターを回転させて走る自動車。
EVとはElectric Vehicleの略。
電気自動車（EV）の他にも、プラグインハイブリッド車（PHEV）や、燃料電池自動車（FCV）があり、これらはガソリンではなく電気や再生可能エネルギーを利用して走行するため、走行時のCO₂排出量が大幅に少なくなっています。

※1：環境省 / COOL CHOICE
（https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/ondanka/）
※2：環境省 / 脱炭素ポータル
（https://ondankataisaku.env.go.jp/carbon_neutral/road-to-carbon-neutral/#to-info）
※3：環境省ホーム / air / zero_carbon_drive /Let’s ゼロドラ!!（ゼロカーボン・ドライブ）
（https://www.env.go.jp/air/zero_carbon_drive/#sec02）

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