ダスキン野火止中央
サービスマスター
海老原 敬太オーナー

ダスキンには知名度があるだろうということは、自分自身でも市場調査をしたので、ある程度わかってはいたのですが、実際仕事を始めてみて、お客様にダスキンがやっている事業を理解されていることにびっくり。それがダスキンに決めた第一の理由です。
また、サービスマスターという事業については、超高齢社会が進めば、今までお客様ご自身でお掃除できていたところが、これからはできなくなってくることも多くなるだろうと考え、今後の市場規模の拡大を見込んで開業を決めました。これから、お掃除サービスの分野は、無限に広がるでしょうし、この事業は今後とも大きく伸びると確信しています。

最初は売上がまったくなく、1週間で1現場ということもあり、「本当にこれからやっていけるのか？」と、正直心配になりました。そんな時期が過ぎ、売上が上がってくると、今度はサービスを実施する「人の問題」がついてきます。「閑散期」や「繁忙期」は、どんな事業にもあります。サービスマスターの場合は「エアコン清掃」が集中する時期や、「年末の大掃除」の時期の2つの大きな山（超繁忙期）があり、この時期はスタッフの数が多いほど売上は立つのですが、売上が低い閑散期はどこに照準を合わせるのか？という悩みが出てきました。
そんなとき、お世話になっているエリアマネジャーさんから、「売上をつくることも大事なことですが」という前置きのあと、「今は人手不足といわれているので、いかに新規のお客様を取るかより、今働いてくれているスタッフをいかに大事にするかということです」という話を聞いた時に、「目から鱗だな」と感じました。このようにエリアマネジャーさんはお店の運営面で、いろいろな相談に乗ってくれる大切な存在です。

ダスキンには色々な事業があり、さまざまな事業に加盟するお店同士で連携をとってお客様に対応できることも大きな「強み」だと思います。
実際、ダスキンの他事業加盟店さんからの紹介も非常に多いです。そんなときには、ダスキンメリットを感じますね。例えば、近所に開業されるクリニックがあり、そこで「お掃除講習会」をさせていただいたのですが、その中でマット・モップなどのご提案を行い、お掃除の話があれば私たちが行くというようにお話しをさせていただきました。
「サービスマスター事業」は、半年や1年に1回訪問することが多いのですが、マットやモップのレンタルサービスは、2週間や4週間ごとに定期的にお伺いするので、そんな訪問の際にお客様から「お掃除」や「害虫駆除」、「家事手伝い」という、違う事業のご紹介が自然と入ってくる状況になっています。単店では対応できないお仕事では、ダスキン内で協力し合うことを心掛けていますので、今後も他のダスキンの他事業の加盟店とのコミュニケーションをとって、一緒に成長していければと思います。

ご自身が「お掃除が大好き」で、「お客様のために何かお役に立ちたい！」という思いをお持ちの方にはおすすめできる事業です。
この事業を成功させる秘訣は、一度サービスを経験されたお客様をいかに「リピーター」にするかということに重点を置いて活動すること。サービスをしたその後のフォローがないと、次の仕事にはつながりません。また、サービスも流れ作業でやってしまうと、たぶん、そのお客様からのリピートはこないと思います。サービスを実施する際、いかに「次につながるサービスを提供できるか」というところを心掛け、着実に作業を進めることで、自然とリピートが増えてくるはずです。そのためにも、やっぱり、「良き社内風土」、しっかりとした「店内体制」を整えて、プロとしてのお仕事で確実に「リピーター」を育てていく体制づくりに注力することが、成功への第一歩だと思います。