人間の ものだけじゃない みんなの地球
- 13 気候変動に具体的な対策を
- 11 住み続けられるまちづくりを
- 12 つくる責任、つかう責任
- #社会貢献
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「自然からお預かりしたものは、元の状態にして自然にお返しします」。この言葉は、ダスキンの水資源保全の基本理念として創業当初から受け継がれているものです。
使用済みのモップやマットは回収し、工場での洗浄・乾燥・仕上げなどの工程を経て再製品化し、お客様へお届けする「循環型レンタルシステム」を展開していますが、その中でも、特に洗浄工程では多量の水を使用します。
ではその汚れた水はどうなるのでしょうか?
ダスキンが創業した1963年頃は、「廃水を処理してから流す」という考え方はまだ広まっていませんでした。しかしダスキンでは、モップやマットを洗う処理に対して1969年には洗浄廃水にかかわる公害防止研究も始まり、1972年末には全国の生産事業所(工場)に廃水処理施設が設置されました。
廃水処理工程では、洗浄で汚れた水をフィルターに通して大きなごみを取り除き、薬品を使って汚れと水を分離。そして、法令基準より厳しい独自の排水基準に適合させて放流し自然にお返しするだけでなく、再び洗濯水として利用し水の使用量削減にも取り組んでいます。また、ほこりや汚れは圧縮させて塊(スラッジ)にし、セメント原料の一部として再資源化しています。


これからもダスキンは、限りある資源を大切に、水資源の保全だけではなく環境に優しい取り組みを継続していきます。
ダスキン「水資源の保全と汚染防止」