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健究畑のプロフェッショナル

覚えること、学ぶことの多さに比例して、やりがいも大きく

お客様のリアルを想像しながらの研究の日々

ダスキン入社後、営業や生産現場での研修を経て、実際の持ち場(開発研究所)に着任間もない私に与えられたのは、既存の洗剤の改良というテーマでした。直接肌に触れる製品ですから、何よりも「安全性」が求められることは言うまでもありません。歴が長いとか新人だとか、そんな個々人の経験値とは関係なく、ダスキンとして世に送り出すものには絶対に欠かせないもの。ダスキンに入社する前の自分が考えていた以上に、今ではそれが大きな使命だと実感しています。

一口で商品(洗剤)の改良といっても、それに対するアプローチはいくつもあります。泡立ちや汚れ落ちはもちろん、手肌への刺激、あるいはコストといった部分で、取り組むべきテーマは数え上げればきりがないくらい。でもその取り組みは、お使いになるお客様にとって必要なことなんだ、ということを考えれば、それが私自身のモチベーションになっていると思います。ダスキンから発売されている洗剤類はとにかく数が多いので、とにかくそれぞれの商品ごとの成分や効能などを理解して、そのうえで研究する必要がありますが、その分やりがいはすごく感じますね。

より良い暮らしのための商品を追求する、という姿勢をいつも

実は大学院に在学中、ダスキン開発研究所の方と共同研究する機会があったんです。テーマは室内環境の改善ということで、室内のホコリや粉塵に対して空気清浄機がどのような役割を果たすか、といったものでした。ですので、入社したときにはてっきりそういった環境系の研究室に入るのかなと思っていたのですが、実際に配属されたのは「ハイジーンコントロール研究室」。衛生をテーマとして、これまでは関わりの薄かった化学の領域で、専攻とは少し畑違いかもしれませんが、与えられた課題にチャレンジする日々が続いています。

ダスキンに入社したい、この会社で研究者になってみたいと思った理由の一つは、企業理念に惹かれたということ。昨日よりも今日、今日よりも明日をより良いものにする、そして日々の成長を通じて社会に貢献できる人になる、という部分に共感して…。身近な暮らし、そして地球環境ということまで考えてさまざまな取り組みを進めているこの会社の姿勢を、私自身これからも追いかけていきたいですね。たとえば私が取り組んでいる分野で言えば、環境に配慮した商品を送り出していくこと。ゆくゆくは自分自身で納得できる新たな発想の洗剤を作り出して、多くの方に使っていただければいいなと思っています。