性別に とらわれないで 大事な個性
- 3 すべての人に健康と福祉を
- 4 質の高い教育をみんなに
- 8 働きがいも経済成長も
- #SDGsかるた
- #ワークライフバランス
- #社会貢献
近年、働く女性の割合が増え、仕事と出産・育児に向き合う人も多くなっています。
それに伴い、男性も積極的に出産・育児に参加できるよう、さまざまな取り組みが行われています。
ダスキンでも、社員一人ひとりが仕事と家庭を両立できるよう働きやすい環境づくりに力を入れています。
出産・育児に関する休暇制度も整備しており、中でも「配偶者出産休暇」はダスキンらしい制度の一つです。
労働基準法では、出産前後の女性の身体を守るために、「産前産後休暇」いわゆる「産休」を定めています。産前6週間(多胎の場合は14週間)、産後8週間を指し、この期間に女性を就業させることはできません。
※産前は女性が請求した場合に限る。産後6週間を経過した女性が請求した場合、医師が支障がないと認めた業務に就かせることは差し支えなし。
この制度は女性に限られますが、ダスキンでは男性にも育児に関わる機会を提供するため、40年以上前から3日間の有給休暇を取得できる「配偶者出産休暇」を導入しています。
この制度は、仕事も子育ても家庭生活も大切にしながら、それぞれが自分らしく力を発揮できる環境を整え、多様な個性が輝く会社をつくることを目指しています。
制度の見直しを重ねながら運用しており、2024年4月1日には「配偶者出産休暇」として有給休暇3日間が取得できる対象を社員からアルバイトまで拡大。
さらに、2025年4月1日には取得可能期間を産前6週間から産後8週間の間へと広げ、より柔軟に取得が可能となりました。
こうした改訂により、1人でも多くの男性が本当に必要なタイミングで休暇を取得できる体制づくりを進めています。
ダスキンは、出産・育児は女性だけの役割ではないという考えを制度に反映し発信しています。家庭内の役割分担を見直すきっかけをつくり、社会全体の意識が変わることを目指して、今後も取り組みを進めていきます。
- <配偶者出産休暇取得者のコメント>
-
20代男性
出産日含む産後3日間取得出産が近くなった時に、教育担当の先輩社員から休暇制度のことを教えてもらいました。ちょうど産前にも取得が可能になったので、出産予定日に合わせて取得を決めました。初産で妻が非常に不安を抱えおり、出産には立ち合いたいと思っていたので良いタイミングでした。
新たな命が誕生する瞬間というのは本当に感動的で、素晴らしいと感じました。
出産を抱える妻に、私たち男性は寄り添うことしかできません。人生の分岐点ですので、迷っている方には取得をおすすめしたいです。
- <人事担当者のコメント>
-
男性が出産・育児に向き合うための休暇を取得することで、父と子の関係づくりや、家庭内での役割分担の見直しにつながると考えています。また、男性が積極的に出産・育児に関わることで、従来の性別による固定観念が変化し、共働き家庭や妊娠・育児中の女性の負担軽減につながることが期待され、職場や社会全体においても柔軟な働き方の推進につながり、昨今の多様化する働き方の中で仕事と家庭の両立が可能な社会を目指す上で重要なきっかけになると感じています。
ダスキンでは2022年度より男性の育児休業取得率は100%となっています。今後も引き続き、制度の整備と休暇を取得しやすい体制・風土づくりにつとめ、「健康で、いきいきと、やりがいをもって働くことができる会社」の実現を目指します。