ユニークな 形やキズでも おいしいよ
- 12 つくる責任、つかう責任
- 9 産業と技術革新の基盤を作ろう
- #社会貢献
- #リサイクル
- #循環型社会
- #環境保全
- #SDGsかるた
編集担当Sは昨年から子供たちのリクエストに応えて家庭菜園を始め、今夏はトマトとナスをプランターで育てました。毎日水やりをしながら収穫の日を楽しみにしていたのですが、猛暑の影響なのか水のやり過ぎが原因だったのか収穫量は予想していたよりも少なめ。味はとても美味しかったのですが、収穫した野菜は形が不揃いだったりキズがついていたりして、きれいな形が当たり前ではないことを実感しました。形が不揃いでもキズがついていても味は同じ。料理では切ったり煮たり形を変えるので、見た目は重視しなくていいのかなと感じています。
これは私が自宅で行った小さな取り組みから気付いたことですが、ダスキンでは創業した60年以上前から、ものを大切に、くりかえし使う・みんなで使う・減らす・捨てないということを大切にしています。洗浄されたレンタル商品は、1枚ずつ品質検査をしてお客様にお届けしていますが、くり返し使ううちに、汚れや破れなどで品質基準をクリアできない商品が出てきます。そのような商品をダスキンでは「タカラ品」と呼んでいます。色を変えて工場などで使用する産業用のウエス※や業務用のモップなどに転用し二次活用しています。二次活用が難しいと判断された商品や、二次活用の後に使用できなくなったマットやモップは、セメント工場の燃料として利用。さらに残った灰をセメント原料にすることで再資源化しています。使えなくなったから、とすぐに廃棄するのではなく、形を変えて利用することで、ダスキンは限りある資源を無駄にしないようにさまざまな工夫を重ねています。
※ウエス・・・機械類の油や汚れ・不純物などを拭き取ってきれいにするために用いる布
無駄にせず使い切ること・使い続けることが、限りある資源を大切にすることに繋がるのではないでしょうか。規格外の野菜を選ぶことなど、私にできることは小さなことですが、これからも少しずつ取り組んでいきたいと思います。
ダスキンの循環型社会への取り組みについて