トップメッセージ

新経営体制のもとで
事業環境の変化に対応し、
社会課題を解決する企業に

株式会社ダスキン 代表取締役会長 山村 輝治、代表取締役 社長執行役員 大久保 裕行

株主の皆様には、日頃より格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、第60回定時株主総会終了後の取締役会におきまして、取締役の大久保裕行が代表取締役社長執行役員に就任し、また代表取締役社長執行役員の山村輝治が代表取締役会長に就任することを決議いたしました。
経営体制の一層の強化・充実を図り、「中期経営方針2022」を遂行することで企業価値の更なる向上を目指してまいります。

今回ご報告いたします2022年3月期の業績は、長期化する新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、持ち直し基調にありながらも力強さを欠く状況下ではありましたが、前期に引き続き売上回復に力点を置いた様々な施策に取り組んだことで、全てのセグメントで増収増益となりました。

新たに策定した「中期経営方針2022」は、期間を2023年3月期~2025年3月期までの3年間と設定しました。この3年間を長期戦略「ONE DUSKIN」の第3フェーズと定め、第1フェーズ、第2フェーズで作り上げた基盤を更に発展させ、「ONE DUSKIN」実現の総仕上げとして取り組みを実行し、企業価値向上に努めてまいります。

当社を取り巻く事業環境は、今までの延長線上にない、非連続で激しい変化にさらされています。新型コロナウイルス感染拡大により、社会環境は大きく変化し、抗菌・抗ウイルスなど生活者の衛生意識は格段に高まりました。
また、リモートワーク・在宅勤務が普及し、低下傾向にあった日中の在宅率が上昇し、さらにはフードデリバリー需要が急速に高まり定着しました。デリバリーから始まったデジタル化の動きは、実店舗にも広がりを見せています。
近年、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みは世界的に加速し、2050年のカーボンニュートラルに向けて、脱炭素や循環型社会の実現、気候変動への対応が企業の責任であるとの認識が進んでおり、環境保全のみならず、気候変動リスクへの対応力も必要となっていきます。

これまで築き上げてきたお客様との信頼関係や衛生管理ノウハウの提供、高まる役務提供ニーズに応えるべく、加盟店数の増加や、ブランドスローガンである「衛生環境を整えるダスキン」「いいことあるぞ Mister Donut」の実現などをさらに推進し、訪販グループでは“衛生”、フードグループでは“多様なニーズへの対応”をキーワードとして取り組み、またデジタル化の推進をより一層進め、事業を強化してまいります。
さらに、新しい成長機会への投資を積極的に行い、事業ポートフォリオを変革することによって、事業環境変化に対応できる企業体質へと進化させていきます。

また、東京証券取引所の「プライム市場」に上場している企業に相応しいコーポレートガバナンス・コードへの対応など、より高いガバナンス体制の構築にも注力してまいります。

今後、一刻も早く新型コロナウイルス感染が終息に向かうことを願うとともに、変化し続ける社会課題や要請に積極的にお応えしていくことにより、お客様、株主・投資家をはじめとするステークホルダーの皆様の豊かな未来と、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 当社グループの事業活動に引き続きご理解いただき、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社ダスキン
代表取締役会長
山村 輝治
代表取締役 社長執行役員
大久保 裕行