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ニュース:2015年

認知症ケアに新たなツール 『色彩組色しきさいくみいろ®ドリル』
10月1日(木)より導入開始

2015年10月9日

大阪大学大学院 佐藤教授、カラースペース・ワム代表 ヨシタミチコ氏との共同開発

株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:山村 輝治)が展開する公的介護保険適用外の高齢者向け生活支援サービスを提供しているホームインステッド事業では、10月1日(木)より認知症高齢者の認知機能の維持・向上等に有効なオリジナルプログラム『色彩組色®ドリル』を新たに導入しました。

ホームインステッドは、ご高齢者とのコミュニケーションや心の寄り添いをサービスの強みとして訪問介護(公的介護保険適用外)サービスを展開しています。お客様に接するケアスタッフが色彩の効果を生かしたツールを使うことで、高齢者の暮らしにより良い影響をもたらすサービスを提供できると考え、2年にも及ぶ試行錯誤を経て、一般社団法人 日本色彩環境福祉協会監修のもと、このたび『色彩組色®ドリル』を導入するに至りました。

色彩を通じて、感情や思い出を表現する行動は、ご高齢者にとって脳に良い刺激を与えることに繋がると考えられています。この『色彩組色®ドリル』にも、色に関する問題やカラーカードをちぎって貼る作業など様々な工程が盛り込まれており、“色を通じた楽しい時間”を過ごすことで脳や意欲を活性化させることに繋がると考えています。

『色彩組色®ドリル』は、ホームインステッドオリジナルのプログラムであり、色の持つ力を認知症予防・ケアに役立てるために、大阪大学大学院人間科学研究科 佐藤眞一教授と株式会社カラースペース・ワム 代表取締役 ヨシタミチコ先生らが共同開発し、従来より介護現場で経験的に取り入れられている活動を、色彩や行動心理学の見識をもとにツール化しました。

ホームインステッドでは、この新たなオリジナルプログラムを全国で順次導入していきます。ホームインステッドならではの強みである「家族のような心配りができる温かみのあるサービス」を今まで以上発揮できるものと考えています。

色彩組色ドリル

「色彩組色®ドリル」について

「色」には、さまざまな感情を呼び起こしたり気持ちを穏やかにしたりと、感情に働きかけ、脳に良い刺激を与える力があります。この「色」の持つ力をご高齢者の認知症予防や認知症ケアに役立てることを目的として、従来より介護現場で経験的に取り入れられている活動をもとに、色彩や行動心理学の専門家とオリジナルプログラムを開発しました。
この新しいプログラムを使って“色を通じた楽しい時間”を過ごすことで、脳や意欲を活性化させることに繋がると考えています。

サンプル
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