~第12回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査より~
『高齢者の大掃除および実家の大掃除に関する意識・実態について』
2016年10月15日
- ・2015年末の高齢者の大掃除実施率は53.7%。還暦を過ぎるとイスや脚立を使った高所の掃除に不安。
- ・妻は自己評価が低く、夫は著しく高い。大掃除成功のポイントは“コミュニケーションと目標共有”。
- ・自分の子どもに大掃除を手伝ってもらいたい高齢者は約5割。不安な高所の掃除を希望。
株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:山村 輝治)は、全国の20歳以上の男女計4,160人〔うち高齢者(60歳以上)832人〕を対象に、2015年末の大掃除の実態をインターネット調査しました。
高齢者の2015年末の大掃除実施率は53.7%で、そのうち60歳~64歳の実施率は51.3%、65歳以上は55.5%で、65歳以上の高齢者の方が大掃除に対する取り組み意識が高いことがわかりました。また、還暦を過ぎてから「イスや脚立を使った、高所の掃除に不安を感じる」ようになる高齢者が多いこともわかりました。
さらに、高齢者の夫婦間での大掃除の満足度について調査したところ、妻は自己評価が低く、夫は自己評価が著しく高いものの、妻は夫の取り組みに対してあまり評価をしていないことが浮き彫りになりました。
<大掃除に関する調査 TOPICS>
- ① 2015年末の高齢者の大掃除実態 (PDF P1)
- ・実施率は53.7%。65歳以上の高齢者の方が、大掃除に対する取り組み意識は高い。
- ・高齢者はイスや脚立を使った高所の掃除に不安を感じている。
- ② 高齢者夫婦間の大掃除の満足度 (PDF P2)
- ・妻は自己評価が低く、夫は自己評価が著しく高いことが判明。妻は夫の大掃除を評価していない。
- ・大掃除の取り組みの質を高めるには、“コミュニケーションと目標共有”が重要。
- ③ 実家の大掃除の手伝い実態 (PDF P3)
- ・自分の子どもに大掃除を手伝ってもらいたい高齢者は約5割。不安な高所の掃除を希望。
- ・掃除をする側もされる側も、義実家の大掃除は遠慮気味。
- <参考>東京消防庁「掃除中の事故による救急搬送状況」 (PDF P4)
- ・2011年から2014年までの、掃除中のケガによる救急搬送は2,941人。
- ・月別の救急搬送者は、大掃除をする12月が最も多い。
- ・救急搬送者は、60代と70代が全体の約4割を占める。
- ・多いケガは「居室・寝室」で“ころぶ”、「脚立・踏み台・足場」から“落ちる”。
調査結果はこちら [PDF:1.3MB]
調査概要
- 【調査目的】
- 2015年末の大掃除についての意識・実態把握
- 【調査対象】
- 20歳以上の男女
- 【調査地域】
- 全国(エリア区分:北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)
- 【調査方法】
- インターネットリサーチ
- 【調査時期】
- 2016年1月29日(金)~1月31日(日)
- 【サンプル数】
- 4,160サンプル〔うち高齢者(60歳以上)832人〕
- ※全データに対してn数30未満のものは参考値として記載
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