循環型社会への取り組み

基本的な考え方

お掃除道具のレンタルシステムを日本に定着させたダスキンは、ものを大切に、くりかえし使う・みんなで使う・減らす・捨てないという発想で事業活動を展開しています。今後も循環型社会の形成に貢献していくために、限られた資源の有効活用に努めるとともに、ライフサイクル全体で3R(リデュース、リユース、リサイクル)を徹底し、廃棄物発生量の低減に取り組んでいきます。

レンタルシステムによる循環型社会への貢献

レンタルシステムのメリットは、商品のライフサイクル全体を通じてしっかりと環境管理ができることです。ダスキンでは、商品の開発から廃棄時のリサイクルまで、環境に配慮した事業展開を推進しています。

汚れたモップがキレイになるまで

入荷・仕分け
入荷・仕分け
回収されてきた使用済みモップを、種類・色・サイズ別に分類します。

洗浄・乾燥
洗浄・乾燥
洗浄、すすぎ、脱水、吸着剤を付ける加工を行った後、温風乾燥させます。

油分率・チェック
油分率・チェック
一つひとつ手に取り、乾燥度や圧力転位試験機で油分率を確認します。

ブラッシング・金属検出
ブラッシング・金属検出
機械でパイルを整え、小さな金属片や異物などが入っていないかX線・金属検出機で調べます。

品質・検査検出
品質・検査
品質判定能力ライセンスを持つ社員が、素早く確実に品質を判定します。

ダスキンのレンタル循環システム

ダスキンのレンタル循環システム

ダスキンのレンタル循環システム

画像を拡大する。

レントオール/ヘルスレントのしくみ

画像を拡大する。

ベビー用品や介護・福祉用具、旅行・イベント用品は、購入すると高価で、利用期間が限定されるため資源の無駄につながる恐れがあります。また、お客様に廃棄の負担も発生します。

画像を拡大する。

回収された商品はダスキンで確実なメンテナンスを実施。みんなで使うことにより、低コストで、必要なときに必要なだけ利用することが可能。商品本来の価値を最大限に発揮して、廃棄の無駄を省けます。

レントオール事業
ベビーベッドのレンタルによる廃棄物削減効果

ベビーベッドの場合

ベビーベッドの場合

ベビーベッドのレンタルは、年間約48,100台※1に及びます。これらすべてのベッドを購入すると、年48,100台分の資源が必要となりますが、レンタルして使えば、必要なベッド数は約17,800台※2で済みます。
ベビー用品やトラベル用品、ホーム用品(日用品)は、「みんなが購入」せず、「みんなで使う」ことが、資源の節約・廃棄物の削減につながります。各種イベントの開催時は、設備や商品とともに、ダスキンの培った最高のノウハウもシェア。環境への負担も考慮し、効果的な提案をしています。

  • ※1:2017年4月〜2018年3月レンタル台数:48,113台(前年は45,884台)
  • ※2:ベビーベッド保有数:17,825台(前年は17,300台)
    使用回数:2.7回/台

ヘルスレント事業
介護用品・福祉用具のレンタルを通じて、
高齢者の快適で安心な生活をサポート

イメージ

今までできていたことが、年齢を重ねていくとともにできなくなってくる。高齢者の方々が抱えるそんな不安を解消するために、介護用品や福祉用具のレンタルを通じて、生活をトータルにサポートしています。
どんな用具を選べばいいのか。すぐに借りることはできるのか。品質に問題はないのか。そうした心配事に対して、ヘルスレント事業では一つひとつ親身にお応えしています。高齢者の方々の生活がより快適で安心できるものになることを大切にし、身体の状態や生活環境が違う高齢者の方々に適切な福祉用具をお届けするため、常に最新の商品知識や介護情報をスタッフとともにチェック。ご利用になる方の自立に向けたサポートと介護する方の使いやすさを考えた福祉用具をご提供することで、より快適な暮らしをサポートしています。

訪販グループでの廃棄物の削減

生産事業所では、廃棄物の発生を徹底して抑制しています。たとえば、商品として使えなくなったモップを産業用モップとして利用するなど、用途を変えて資源を有効活用しています。
また、モップ・マット以外の資源リサイクル対象商品は、ダスキンが責任を持って回収し、工場を経由してリサイクル業者に送ることで、再生素材としてほぼ100%再資源化しています。

2017年度の主な再資源化実績

廃棄物 リサイクル方法 再資源化量
レンタル後の商品についたホコリ
(洗浄廃水処理後のスラッジ)
セメント会社でセメント原料に 11,348トン
検査不合格商品(モップ・マット) セメント会社でセメント原燃料に 2,569トン
サービス用品(モップの柄、浄水器本体など) 素材ごとに分解・解体され再資源化 540トン

環境配慮型商品の開発

ダスキンでは、お届けする商品についても資源の有効活用などの環境配慮に取り組んでいます。
ケアサービスでは、技術を習得したプロのスタッフが、お客様の「ものを大切につかう」気持ちに応えます。

事業所用マット

ペットボトルを再利用した「再生ポリエステル」のパイル素材を使用した商品の一つに、事業所用マットがあげられます。
環境配慮材料を使用するとともに、ダストコントロールマットに求められる基本機能(除塵・吸着・吸水)を高い次元で発揮します。

オーダーメイドマットエコ吸塵・吸水タイプ
オーダーメイドマットエコ吸塵・吸水タイプ

事業所用モップ

事業所用モップの主な商品では、製造工程での資源の再利用に取り組んでいます。繊維製品の紡績工程で発生し、従来は廃棄していた短繊維などの「未利用繊維」も素材の一部として活用しています。
こうして製造された商品はエコマーク認定を受けています。

スマートモップ、ニューダスキンモップ、ノンオイルモップ・エコAC

レンジフードフィルター不織布タイプ

レンジフードフィルターの素材の一部に、トウモロコシからできた、バイオマスプラスチックを使用しています。
繊維で油汚れを素早く吸収し、なおかつ手頃な価格で安全性の高いフィルターとして人気があります。

※バイオマスプラスチックは、原料として植物などの再生可能な有機資源を使用する、新しいプラスチック素材です。枯渇が危惧され地球温暖化の一因ともされている石油にできるだけ頼らず、持続的に作ることができることから注目されています。

レンジフードフィルター不織布タイプ
レンジフードフィルター不織布タイプ

フードグループでの廃棄物の削減

ドーナツの廃棄削減と飼料化リサイクル

製造スケジュールの見直しや廃棄チェックリストによる徹底管理を行うことにより、廃棄するドーナツの個数を削減しています。
2018年3月末現在、関東及び東海エリアにある424店舗(全国の約39%)では、閉店後に残ったドーナツを飼料化処理工場へ運び、飼料としてリサイクルしています。
2018年度は、新たに近畿エリアでもリサイクルを検討しています。

フード全店舗の食品廃棄物発生量と再生利用等実施率

  2015年 2016年 2017年
食品廃棄物の発生量(t) 6,858 6,502 5,600
発生抑制量(t) 1,245 876 1,433
再生利用等実施率(%) 41.5 36.3 40.3

ドーナツ調理オイルのリサイクル活用

古くなったドーナツ調理オイルは、主に飼料や工業用の原料として使用するほか、ショップで使用する液体洗剤としてリサイクルしており、リサイクル率は100%です。
また、一部地域では、マットやモップを洗浄・再生するダスキンの工場で、ボイラー燃料としても活用しています。

調理オイルのリサイクル先

調理オイルのリサイクル先

陶器・ガラス製食器の使用

ミスタードーナツでは、1974年より、廃棄物削減を図るため、使い捨てる紙製品ではなく、陶器・ガラス製食器を導入しています。
ショッピングセンターなどの一部ショップでは、運営上の都合により紙コップを使っています。

陶器・ガラス製食器