想いをつなごう。その人の、その先へ。ダスキン60周年記念

掃除教育カリキュラム(Webダウンロード版)

掃除教育カリキュラム「われらクリーン調査隊」「知る・見る・考える掃除」は「掃除をどうやったら効果的に教えられるだろう?」という先生方の声を受け、多くの現職の先生方のお力をお借りして生まれた小・中学校における掃除教育のダスキンオリジナルカリキュラムです。身近な汚れへの気づきから学校の掃除活動の見直しまで、体験を通して楽しく掃除について学ぶことができます。

主な特徴

1)小学校から中学校まで子どもたちの発達段階に応じた全学年対応カリキュラム

小学校の低学年から中学校まで、全学年に対応したカリキュラムです。また、掃除の基礎・基本知識の習得から応用、評価活動など、子どもたちの発達段階に応じて系統立てた学習が可能です。

小学校用
基礎・基本編 基本知識の習得・応用
応用編 よりよい掃除への分析と社会とのつながりの理解
発展編 掃除知識の統合と発展
中学校用
キャリア教育の一環としての掃除

2)学級活動でも取り組みやすいように、1授業、1時間(45分・50分)完結カリキュラム

カリキュラムは学級活動や道徳・特別活動等で取り組めるよう、各授業が1時間(小学校45分・中学校50分)で完結するように作成されています。(※一部2時間連続を推奨する授業もあります)

3)指導要領との位置づけを明確にしており、教科での実施も可能

生活科や家庭科、総合的な学習の時間でもご活用いただけます。単元目標を盛り込み、単に掃除のノウハウ伝達だけではない教科単元と連動したカリキュラムです。

4)毎日の掃除活動との連動

授業で学んだ内容は、毎日の掃除時間で実践・応用でき、継続した活動により、児童の力の育成・定着につながります。

カリキュラムの概要

小学校用「われらクリーン調査隊」

基礎・基本編

授業1どうしてそうじをするのだろう(45分)【対象:全学年】
掃除に対して日ごろどのような思いで取り組んでいるかなどを振り返らせ、掃除をしなかったらどうなるかを想像したり、実際に教材を確認しながら、掃除の必要性について探っていく。
  • ※低学年向けと、中・高学年向け授業・教材を用意しています。
授業2そうじ用具を正しく使おう(45分)【対象:全学年】
掃除用具の正しい使い方について学習する。ダスキンが提供する映像教材や、実習を通して掃除用具に対する理解を深め、掃除に対する意欲向上にもつなげる。
  • ※ぞうきん・ホウキ(チリトリ)・掃除機・モップについて学習できます。
授業3学校そうじの正しい手順を知ろう(45分)【対象:全学年】
掃除の正しい手順について学習する。ダスキンが提供する映像教材や、実習を通して掃除手順に対する理解を深め、これからの掃除に対する意欲向上にもつなげる。
  • ※黒板の拭き方、窓の拭き方、階段の掃き方、廊下の掃き方について学習できます。
授業4身近にあるものを使ってそうじをしよう(45分)【対象:全学年】
学校にはどのような汚れがあるかを確認した上で、汚れに対して効果的な掃除方法、身近なものを掃除用具として活用できることに気づき、実際に効果を感じることで今後の活動への意欲を持たせる。
授業5よごれにあったそうじの方法を調べよう(45分)【対象:中・高学年】
実習を通して、汚れにあった掃除方法、用具を正しく選択することの大切さに気づく。また、汚れにあった掃除方法を考え、正しい方法を知ることで、これからの生活に活かしていこうという意欲を持たせる。

応用編

授業6学校そうじの合格基準を作ろう(90分推奨)【対象:高学年】
学校をいつもきれいにするには、どうすればよいかを考え、誰もが理解できる学校掃除の合格基準を作成する。担当場所の合格の状態をデジタルカメラで撮影し、合格基準を保つためにはどのような掃除をしたらよいか、掃除の手順を見直し、考える。
授業7世の中にはどんなそうじがあるのだろう(45分)【対象:中・高学年】
家庭や学校などの身近な掃除から、それ以外の場所の掃除やプロの掃除まで掃除に対する児童の意識を広げる。そして、快適な生活を保つために、地域の人や掃除のプロが、常に努力をしていることに気づかせ、社会での掃除の必要性を理解させる。

発展編

発展下級生にそうじの大切さや方法を伝えよう(90分)【対象:高学年】
掃除の大切さや掃除用具の正しい使い方、手順をふりかえり、他の学年に伝えることで、掃除に対する理解を深め、毎日の掃除時間への応用につなげる。
  • ※【基礎・基本編】の学習後に実施いただくと効果的です。
  • ※きょうだい学級など、高学年が低学年の掃除を手伝うときにご活用いただけます。

中学校用「知る・見る・考える掃除」

全学年用カリキュラム(全2時間+α)

授業1なぜ掃除するのか考えよう(50分)【対象:全学年】
KJ法を用い、グループでなぜ掃除するのかについて考えることにより、一人ひとりが掃除の意義・必要性について認識します。
KJ法:データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて図解し、論文等にまとめてゆく。多くの断片的なデータを統合して、創造的なアイデアを生みだしたり、問題の糸口を探り出す方法。
授業2学校掃除を見直そう(50分)【対象:全学年】
プロの掃除について知ることで、効率よくきれいに掃除をするポイントを理解し、自分たちの掃除時間を活かせるようにします。
発展教室掃除改善計画を立てよう(学校・クラスに応じて設定)【対象:全学年】
掃除時間を自分たちの力をつける場として見直し、グループで協力し効率よく掃除をする方法を考え、計画を立て、発表します。

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