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白山は万葉集などにも「しらやま」とうたわれ、古来より富士山・立山と並び「日本3名山」のひとつとして崇められてきました。この西日本を代表する国立公園で、ダスキンのマットが生態系の保護に貢献しています。
標高2,702mの御前峰を中心とした南北50キロに連なる面積47,700ヘクタールの高山帯・亜高山帯は、1962年に国立公園として指定され、ユネスコの「人間と生物圏計画(MAB計画)」の生物圏保存地域にも指定されています。日本列島の高山帯では最も西に位置する独立峰で、ハクサンコザクラなど「ハクサン」を冠した植物は18種類にものぼり、クロユリを代表する独自の生態系が残っています。
しかしながら近年、人為的な要因によって外部から持ち込まれるオオバコなどの外来植物により、この貴重な生態系が脅かされています。外来植物は高山植物の生育地を奪うほか、在来植物と交雑するなど、白山国立公園の厳しい自然環境に自生する高山植物の生育に悪影響を及ぼしています。
このような状況を鑑み、環境省は白山での外来植物の除去対策を検討する委員会を設置しました。2007年からその具体的な対策として、登山道からの外来植物の種子持ち込み防止を目的とするマットの設置を開始しました。ダスキンはこのマットを提供しています。
2010年7月から11月の登山シーズンには合計32枚のマットを提供し、8カ所の登山道に設置されました。種子を除去する性能だけではなく、直射日光や風雨にさらされる厳しい山岳環境においても繰り返し使うことができる耐久性も求められるマットには、ダスキン独自の技術が生かされています。過去4年間の試行と検証において、マットに付着した土砂からオオバコやカタバミの種子が確認され、一定の効果が認められました。
設置場所や設置方法、登山者への周知・案内方法も工夫されるなど、取り組みは毎年拡大されています。ダスキンは今後も引き続き白山国立公園の生態系保全に協力していきます。