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適時開示情報:2008年

「元取締役等に対する株主代表訴訟に関するお知らせ」のその後の経過について

2008年5月15日

平成20年2月13日付で開示致しました「元取締役等に対する株主代表訴訟に関するお知らせ」について、その後の経過をお知らせ致します。

(1)平成20年3月期決算への影響について

平成20年2月13日付「元取締役等に対する株主代表訴訟に関するお知らせ」で開示致しました通り、当社の元取締役等13名を対象とした株主代表訴訟につきましては、平成20年2月12日、最高裁判所が原告並びに被告の不服申し立てを退け、控訴審の通り確定致しました。

当時の役員11名については、混入の事実を公表する等適切な措置を取らなかったとして、総額5億58百万円の損害賠償責任(ただし、各々の責任範囲は異なっております。)が確定致しました。当社は、遅延損害金70百万円を含む全額を回収しており、平成20年3月期決算におきまして、6億28百万円を特別利益に計上しております。
また、当時ミスタードーナツ事業を直接担当していた元取締役2名については、混入の事実を認識しながら販売を継続したとして、連帯して総額53億43百万円の損害賠償責任が確定致しました。当社は、元取締役の所有不動産の処分等により62百万円を既に回収しており、平成20年3月期決算におきまして、これを特別利益に計上しております。

(2)今後の見通し

当社と致しましては、残る損害賠償請求額に関しましては、既に法的手続きを進めておりますが、現時点におきましては、その回収見込み額は極めて低いものと考えております。
なお今後、業績に影響を及ぼす収益、損失が発生した場合には、決算に織り込んで参ります。

以上