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「ONE DUSKIN」を目指して新たな「喜びのタネまき」の第一歩を踏み出しました 株式会社ダスキン 代表取締役社長 山村 輝治

当社グループは創業時より、「祈りの経営 ダスキン経営理念」のもと、世の中の人への「喜びのタネまき」の実践を志してまいりました。

そのような中、2016年3月期は、9年間の長期戦略「ONE DUSKIN」を新たに定め、その第1フェーズの初年度という、意義深い1年となりました。この第1フェーズでは、「浸透と徹底」をメインテーマに掲げ、「事業モデル構築」「新たなる成長」「構造改革」「コーポレート・ガバナンス強化」を基本方針に、業績を再び成長軌道へ乗せることに主眼を置いた取り組みに注力しています。1年目は、新たな取り組みを打ち出し、検証を進めることができました。2年目となる2017年3月期は、それを全国展開してまいります。

長期戦略の最終段階においては、「ダスキンは一つ」となることで、お客様の様々なご要望にお応えすることができ、全加盟店がこれまで以上に地域になくてはならない存在となることが目標です。「世界一 ひとにやさしいダスキン」を目指した取り組みで、地域の人々と喜びを分かち合い、物も心も豊かな暮らしに貢献することを通じて、継続的な企業価値の向上を実現してまいります。

経営概況

厳しさを増す経営環境の中、2016年3月期の営業利益は増益となりました

2016年3月期(2015年4月1日〜2016年3月31日)の我が国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に総じて回復基調にありましたが、中国経済の減速が懸念されるなど海外経済の不確実性が高まったことなどから力強さを欠き、後半の個人消費は足踏み状態となりました。また、消費者ニーズの多様化が進む中、掃除用具がますます多彩となり、コンビニエンスストアやその他のスイーツ市場新規参入が相次ぐなど、当社を取り巻く環境は一段と厳しい状況となりました。

業績については、クリーン・ケア事業において主力のダストコントロール商品の売上高が増加したことに加え、レントオール事業、役務提供サービスなど、その他事業が総じて順調で、売上高は前期比1.1%増の1,101億91百万円となりました。フード事業はミスタードーナツが振るわず、トータルで前期比8.9%減の440億7百万円となりました。

全体では、クリーン・ケア事業の大幅増益にともない、連結営業利益は前期比6.0%増の53億72百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産減損損失の増加による特別損益の悪化や法人税その他の調整額の増加などにより、前期比13.3%減の29億83百万円となりました。

当社の強みをより高めるため各種取り組みに着手

クリーン・ケア事業では、衛生環境を総合的にサポートする専門家“ハイジーンマスター”を育成し、拭き取り検査などで事業所の見えない汚れを“見える化”し、科学的データに基づく衛生管理をご提案・ご提供していく体制が整いつつあります。また、会員サイト「DDuet」や「ポスト返却サービス」など、お客様と本部を直接結ぶ仕組みも徐々に浸透してまいりました。さらに、定期的に訪問するお客様係が、商品・サービスをご案内する「コンシェルジュ機能」を強化するため、モバイル機器を活用する準備も進め、2016年4月から導入を開始しています。

フード事業では、ミスタードーナツの強みである“手づくり”であることをより多くの方にお伝えするため、ガラス張りのキッチンを前面に出す新しいタイプの店舗を開発し、今後の展開に向け、検証を終えることができました。

今後も、当社の強みである人の“やさしさ”を、効率化した手法などと組み合わせ、ダスキンならではの事業展開につなげてまいります。

2016年3月期の業績と2017年3月期の予想(連結)
  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
2015年3月期実績 167,987 5,067 7,083 3,441
2016年3月期実績 165,203 5,372 6,707 2,983
2017年3月期予想 166,500 4,400 5,500 3,100
前期比増減額 +1,296 △972 △1,207 +116
前期比増減率(%) +0.8 △18.1 △18.0 +3.9

(単位:百万円)

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中期経営方針の進捗

「ONE DUSKIN」の実現に向け、グループ一丸となった基礎固めの取り組み

2016年3月期は、各事業間の連携を深めていくための取り組みに最大の力を注ぎました。その代表として、ダスキンの事業を横断する形でシニア世代のご要望にお応えするライフケア事業を立ち上げ、全事業から高齢者向け商品・サービスを網羅し、事業の展開を図りました。埼玉県和光市では公民連携協定を締結してシニア世代の方々が集まる場をつくり、お一人おひとりの暮らしの課題を解決できる商品・サービスを、他社の事業も含めてご紹介しています。

元来ダスキンは、加盟店を横糸、本部の各事業を縦糸とする、いわば1枚の布で、加盟店と本部は運命共同体として強い絆で結ばれています。今後はさらに、「ONE DUSKIN」を目指して加盟店と本部の絆を一層強め、本部と各事業、あるいは加盟店と加盟店の横の連携も強化していきます。それにより、サービスの質や効率などが飛躍的に向上し、よりお客様のご要望にお応えできると考えています。

まずはシニア世代を対象に既存の事業を結集して成功例をつくり、以降は他の世代のお客様に対しても同様に事業間の連携を図ってまいります。

事業推進、構造改革とともに、成長の礎となるコーポレート・ガバナンスの強化

基本方針の一つであるコーポレート・ガバナンスの強化にも努めています。現在、社外取締役・社外監査役は各3名、計6名のうち3名が女性です。社外取締役の3名は、商品開発に関する豊富な経験、消費者問題への卓抜した知見、国際事業企画に関する十分な経験と、それぞれに異なった専門性を持っておられ、独自の視点から貴重な助言をいただいています。

また、「道と経済の合一」を経営の根幹とする当社にとって、経営とCSRは一体であり、「安全・安心・品質」「人材」「環境」「地域・社会貢献」の4つを重点分野に定め、CSR活動を推進しています。今後も、コーポレート・ガバナンス体制の強化により健全で透明性の高い経営を実現するとともに、CSR活動をますます活性化し、信頼される誠実な企業を目指していきます。その礎があって初めて、さらなる成長も可能となります。

長期戦略「ONE DUSKIN」の実現に向けて

すべての事業が一つになるため、新しいダスキンを築いていく

社長就任後、全国の工場や加盟店、店舗などを訪問し、事業部門や立場の違いにより問題の捉え方などが大きく違うことを実感しました。お客様にとってダスキンは一つしかありません。加盟店と本部が一つにならなければならないという強い思いが、「ONE DUSKIN」という長期戦略につながりました。

加盟店と本部が理念を共有しているフランチャイズチェーンである「ONLY ONE」。地域に根差した加盟店が、地域で最も頼れる存在であることを目指す「NUMBER ONE」。現在のダスキンの強みであり今後も強化に努めなければなりません。

そして、ダスキンのすべての事業が一つになる「ALL FOR ONE」を築くためには、情報の一元化により他の加盟店や本部と連携し、自店が加盟していない事業のご要望にもお応えできる体制を構築することが不可欠です。

この「ONE DUSKIN」が達成できれば、「何か困ったことがあればダスキンに聞いてみよう」「ダスキンなら何でも解決してくれる」と言っていただける「世界一 ひとにやさしい」企業になれると確信しています。

お客様の多様化するご要望にお応えし、社会に必要とされるダスキンを目指して

私たちは、「世界一ひとにやさしいダスキン」を経営ビジョンに掲げています。“世界一”とは、たとえば、お客様が「あなたに来てほしい」「あなたに会いたい」と言ってくださることが私たちにとっての“世界一”です。

そのためにクリーン・ケア事業のお客様係は親身な“ご用聞き”になり、本部は地域の家庭市場のお客様と事業所市場のお客様を密にネットワークした“プラットフォーム”を築き、しっかりとバックアップしていきます。

フード事業では、マニュアルを超え一人ひとりのお客様に合ったホスピタリティあふれる接客ができる教育体制を充実していきます。

「ONE DUSKIN」では、全加盟店が「世界一ひとにやさしいダスキン」となり、“生涯にわたりお客様のご要望にお応えできるダスキン”を実現します。大切なのは“お客様に喜んでいただけること”。9年後も、さらにその先も、「喜びのタネまき」を続けてまいります。

長期戦略 ONE DUSKIN「ONLY ONE」「NUMBER ONE」「ALL FOR ONE」

ONE DUSKIN3つのフェーズ「浸透と徹底」「成長・発展」「飛躍」

第1フェーズ「浸透と徹底」