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第三者意見

株式会社日本総合研究所 理事 足達 英一郎 様
株式会社日本総合研究所
理事 足達 英一郎 様

ダスキンの経営戦略や2015年度の業績などの財務情報に加え、CSR活動などの非財務情報を一体的かつ簡素に報告した統合レポートとして編集しているとの意欲的な方針を念頭に、以下に第三者意見を提出いたします。

ダスキンでは明確な経営理念が掲げられているとの印象をこれまでも有してきましたが、今回、本書を通じてそのことを改めて認識できました。一方、もう一つの特徴であるフランチャイズ方式の事業活動については、全体像と強みを、より詳細に理解したいと感じました。「知的資本」としてのフランチャイズ契約の特徴などを解説いただくことは、その助けになるでしょう。また、本書の対象範囲には加盟店も含まれるとありますが、非財務情報部分ではバウンダリーが明確でない箇所も散見されました。特に、「安全・安心・品質」、「人材」、「環境」の項目で、加盟店における情報を拡充いただくことを期待します。

マテリアリティの特定プロセスを丁寧に記述されている点には注目いたしました。ただ、事業活動が社会・環境に及ぼす(可能性のある)悪影響と好影響という視点が、やや不足しているという印象がありました。「国際統合報告フレームワーク」の重要性に関する指導原則に照らして、今後の開示情報の深耕を期待します。例をあげるなら、食品ロスの問題は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)にも「小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる」とのターゲットが掲げられ大きな関心を集めています。廃棄ドーナツ処理に関する開示などは今後、拡充の余地があるでしょう。また、国家戦略特別区域家事支援外国人受入事業の特定機関となることを認定されたとの記述がありますが、実施の段階では受入外国人の人権擁護に関する開示も必要となるでしょう。

「国際統合報告フレームワーク」の戦略的焦点と将来志向の指導原則に照らせば、ライフケアサービスの拡充について、ダスキンが考える社会課題の認識、提供できるノウハウや能力の存在について、より詳細な開示が期待されます。高齢者がサービス利用者になることから予想される様々な状況にも、十分に準備を重ね、その検討内容も可能な範囲で開示いただきたいと考えます。

「誓いの日」の制定、ホットライン利用者数の推移、コールセンターへの不満・苦情の声の件数などの開示は高く評価されるべきものと考えます。今後は、改善に繋げることができた事例の紹介などを通じて、なお一層「信頼される誠実な企業」を目指していただきたいと思います。

第三者意見をいただいて

ダスキングループの活動報告について、貴重なご意見及びご指摘をいただき誠にありがとうございました。本レポートは、持続可能な社会の実現に向けたダスキンの姿勢や取り組みをわかりやすく伝え、理解を深めていただくことを目的に、財務と非財務の情報を一体的かつ簡潔に統合した「DUSKIN REPORT 2016」としてまとめました。また、CSR活動の重点テーマに加えて、新たにステークホルダーエンゲージメントを通じてマテリアリティを特定し、その取り組みをトピックスで紹介しました。

これまでに当社が進めてきた取り組みについて一定の評価をいただきましたが、ご指摘の点につきましては真摯に受け止め、ステークホルダーの皆様の期待と信頼に応えるべく継続して改善を図り、さらなる企業価値の向上と持続可能な社会の実現につながるCSRの実践に努めてまいります。

株式会社ダスキン 経営企画部

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