想いをつなごう。その人の、その先へ。ダスキン60周年記念

ダスキンの価値創造モデル

私たちは社会に生かされ、その恩返しをすることが事業活動と考えています。社会からお預かりする資本を有効に活用し、一つでも多くの喜びのタネをまき、社会にお返しすること。それがダスキンの祈りの経営における価値の創造です。
当社ではフランチャイズという事業システムを起点に、「喜びのタネまき」を実践し、継続的な企業価値の向上を実現します。

ダスキンの価値創造プロセス(解説)

人的資本

サービスの基本は「人」です。性別、年齢、国籍、キャリア、ライフスタイルなどの違いにかかわらず、お互いを尊重し、個々の能力を最大限に発揮できる人材の育成により、絶えず変化する事業環境や多様化するお客様ニーズを的確に把握し、新たな価値や優位性を創出できると考えています。

社会関係資本

加盟店の人材育成にも注力しています。生まれ育った地域で事業を営む加盟店オーナーやスタッフは多く、地域ごとの市場特性をよく理解しています。こうした加盟店のスタッフが、ダスキンのサービス品質を身に付けることで、地域の人々のニーズにあった「喜びのタネ」をまく大きな役割を果たしています。

財務資本

健全な収益性を有する事業の継続により、強固な財務基盤と十分なキャッシュ・フローを生み出しています。安定的なキャッシュ・フローは、新規事業創出の源泉となり、また、災害などで想定を超える危機に遭遇した際には、当社の事業継続とステークホルダーへの価値創造の大きな支えとなります。

製造資本

オンリーワンの製品やサービスを生み出す工場や委託先工場は欠くことのできない重要な資本です。製品や原材料の製造委託先の工場を定期的に監査し、継続的に品質等の改善・向上を図っています。また、フードグループの工場においては食品工場専門の担当者が定期的に監査を行い、施設管理・工程管理・衛生管理・生産管理などを評価し、改善指導につなげています。

知的資本

社会の一員としての役割や、お客様からの期待と信頼を大切に考え、「健康で快適な暮らし」に貢献することを重要な使命としています。ダストコントロール商品開発で培った基幹技術をベースに、複合的な機能を持つ多様な商品を提供し、「衛生環境を整える」領域への貢献を目指します。

自然資本

環境にやさしい循環型ビジネスである衛生・清掃用品のレンタルを事業化し、成長してきました。現在では、食品を含むあらゆる事業領域で、原材料の調達から商品の製造、使用後の回収、再資源化まで、すべてのビジネスフローにおいて社会環境への影響を配慮し、環境負荷低減に貢献する商品・サービスを提供しています。

ビジネスモデル

クリーンサービス事業(モップ・マット商品)
ミスタードーナツ事業