60年の歴史のとっておきエピソードを公開! あれこれのぞき見!

100歳の双子姉妹を
CMタレントに起用!?

100歳の双子姉妹をCMタレントに起用!?

“100歳を超えても元気”な双子姉妹として
国民的な人気を誇った「きんさん ぎんさん」をダスキンのCMタレントに起用。
どうして、100歳を超えたおふたりを選んだのか、さらに当時の撮影秘話を大告白!

「100(歳)が2つ並ぶ姿…
ダスキンのフリーダイヤルと同じだ!」

おふたりを起用したきっかけは、1991年9月テレビの報道番組で紹介されていた、
きんさん ぎんさんを当時の役員が見たことでした。
同年6月に開設したダスキンコールセンター(現ダスキンコンタクトセンター)の
フリーダイヤルの番号は
0120-100100。
100が並ぶ姿とおふたりの年齢がぴったりだ!とひらめいたことがCMの起用につながりました。

今だから言える…
撮影の注意事項
撮影時間は30分 屋外撮影禁止 商品名は言わない ※ダスキン独自で決定した注意事項です。

当日の撮影では、とにかくご高齢のおふたりに負担がかからないよう、「撮影時間は30分・屋外撮影禁止・セリフは短く、商品名は言わない。」などの制約を設けてスタート。台本は用意せず、ごく自然な会話をしていただく、和やかなムードで進められました。
スタッフの「100歳になられたご感想は?」という問いかけに答えられた「うれしいような、かなしいような」をセリフに採用。この名セリフは1992年の流行語大賞 語録賞を受賞しました。

おめでたい×おめでたいが生んだ化学反応
きん100才。ぎん100才。

一見異例のキャスティングに思えますが、おふたりが100歳を迎えられる「おめでたい」ムードと、放映がお正月の「おめでたい」ムードに合わせたことが見事にマッチし、CMは大好評。
ダスキンコールセンター「0120 100番100番」の認知が飛躍的に上がり、小さなお子様から「きんさんぎんさんいますか?」というお電話も多くいただきました。想像を超える反響に、オペレーターも「うれしいような、かなしいような」。
このCMがきっかけで、きんさん ぎんさんの人気が加速し社会現象となりました。

もっと知りたい!裏話
ダスキン55周年記念に制作された企業広告写真

2018年3月にダスキン55周年記念に制作された企業広告では、ぎんさんの娘さんおふたりを起用。新聞に掲載した企業広告の反響が大きく、多くの新聞広告賞を受賞いたしました。
この広告も1991年のCMと同じ部屋で撮影。美根代さん(写真右)は、1991年のCM撮影のときにも立ち会っておられたそうです。